こんにちは、トイアンナです。男性の人生相談をお伺いしていると「結婚したがりだな」と感じることが多々あります。でもそれって当たり前のこと。結婚したくない男性は表立ってそんなこと言わないからです。
会社で「実は結婚に興味がなくて」とでも言おうものなら既婚者の”結婚はいいぞ攻撃”にさらされること必至ですし、彼女がいようものなら女の敵として総スカンを食らうからです。出世のために結婚が必要条件となっている企業もありますから、「まだ今はいいかなと思って」と言葉を濁すしかありません。
結婚願望がないのにズルズル付き合うのは怖すぎる
どうでもいい相手の結婚願望ならまだしも、最悪なのは自分こそ結婚するつもりで付き合っていたのに、結婚願望ゼロの男子を捕まえてしまうパターン。
29歳からネット婚活で知り合った男性と付き合ったサキさん。(仮名)いつかプロポーズしてもらえるものと思っていたのに、33歳でいきなり振られたそう。なんと「そろそろ歳だし、サキも結婚相手を探したほうがいいよなと思って。結婚はしばらく考えれないから別れよう」とそっけないLINEで切り出されたとか。29歳から33歳は十分待たせすぎです!!
恐ろしいのは、こういう事例が1つや2つではないこと。漫然とプロポーズを待っているだけでは、婚活戦略どころか独身戦略まっしぐらです。そこで今回は、付き合っていても結婚する気がない男子を見抜く方法を伝授します。
実は結婚する気がない男子の3カ条
ずばり、結婚する気が無いズルズル付き合う男子の条件はこれです。
何歳までに結婚したいというビジョンがない。結婚するつもりはありそうだけれども、いつごろまでに結婚していたいか質問すると「う〜ん」と言いよどむ。
「子供っていいよね」とあいまいな子育て感を持っている。妻は専業主婦志望と共働きのどちらを希望しているのか、私立と公立どっちがいいと思っているかといった具体案が一切出てこない。
結婚式に参加した日は、なんとなくよそよそしい。友達の結婚を祝う気持ちはあるけれど、下手にその話をして「じゃあ私たちも」と火の粉をこちらへ向けられるのは勘弁してくれよ、と思っている。
当てはまりそうですか? なら、そんな彼への処方箋はただ1つです。
あと1年で結婚できない男は、結婚する気がない
まずは彼へ「あと1年以内に私と結婚できる?」と質問してみましょう。そこでMBAに行きたいから、28歳になれば役職がつくからといった明確な期限なしに「今はまだ考えられないかな。もっと落ち着いてからがいい」などと言い出したら彼はあなたと結婚する気がほぼありません。下手に期待して人生を無駄にしないよう、もう1度言います。彼はあなたと結婚する気がほぼありません。
とはいえ、彼と即座に別れる必要はありません。付き合いながら婚活をしてしまえばいいのです。
ある女性は「あなたがすぐ結婚するつもりがないのは分かった。でも私は28歳までに結婚したいから、今から私は婚活します。それが嫌なら婚約して」と宣言しました。最初はそれでもいいと言っていた彼も、婚活を続ける彼女を見て次はないと思ったのか、いきなりプロポーズしてきたそうです。
そのときすでに結婚候補を見つけていた彼女は別の男性を選びましたが「婚活を宣言しなかったらいつまでもキープされて、ズルズル付き合っていただけだと思う。婚活してよかった」と話していました。
1年以内にやるつもりがないことは、5年かけてもやってくれません。「あと1年以内に私と結婚できる?」に答えをくれないなら、次の彼氏を探すつもりで新たな一歩踏み出してみましょう。
婚活戦略バックナンバー
●第10回目 男は第一志望群で選ぼう!本命男子を絞りすぎない考え方のススメ
●第11回目 なぜか続かない…2回目デートへつなげる極意は“会話のペース”
●第12回目 圧倒的モテ力!少しの工夫でまた会いたい女性になる神のフレーズ
●第13回目「話を切り上げる人」がモテるのはなぜ?追いかけさせる愛の技法
トイアンナプロフィール
外資系企業で消費者インタビューを数年経験後、ライターとして独立。
500人を超えるヒアリングの結果からバリキャリ女子の楽しさも悲しさもぎゅっと詰め込んで文章にしています。現在はアラサーの恋愛とキャリアを中心に多くの媒体で連載中。
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Written by トイアンナ