あなたは「今の彼と別れたい」と思っていませんか?

なのに、何となく決心が付かず悩んでいるのであれば、ぜひこの方の人生を見習ってみてください。

昭和の人気女流作家であり、日本初のファッション誌を創刊したカリスマ実業家。

なにより、生涯を通して常に恋愛至上主義を貫いた彼女の、大胆すぎる『男の捨て方』をご紹介いたします。

 

明治時代の元祖肉食系女子、宇野千代

 

今回、ご紹介するのはこの方。

【宇野千代(うのちよ)】
明治に生まれ100歳まで生きた女流作家。日本最初のファッション雑誌『スタイル』を創刊。おしゃれで美人。
何人もの名だたる芸術家たちとの恋愛と破局を繰り返した恋多き女です。

千代は初めて男を知って以降、傍らに恋人がいなかったことはありませんでした。

女学校を出てすぐの17歳で小学校の教員となり、間もなく同僚の男性教師との恋が世間の噂となり免職。
母方の従兄・藤村 忠を頼って京都へ行き同棲を始め、2年後の22歳で正式に結婚。

翌年、忠の仕事の関係でふたりは北海道へ。
この頃に千代は小説を書き始め、作品が懸賞で一等を獲得。

それが若い夫婦の運命を狂わせました。

 

「浮気?なにそれ?」自由過ぎる恋愛感

 

作品が雑誌に載ることを知った千代は「ちょっと出版社に挨拶に行く」と、3日か5日後には帰るつもりで北海道から東京行きの夜汽車に飛び乗りました。

見送る夫に「すぐに帰ってきますからね」と涙する千代。

出版社へ行った千代は、原稿料として当時の初任給の30倍の大金を手にします。

千代は有頂天になり、その足で東京郊外に家を借りてしまいます。その時はまだ、10日ほどで帰るつもりで。

しかしなぜか調子づいて家具を買い揃え始めるのです。どうしてそんな行動をとったのかは本人も説明できないとのこと。とにかくその時は楽しかった、と。

そしてウキウキしているところ、ある青年に出会い一目惚れしてしまうのです。
すでに東京へ来て2週間ほど経っていました。

手にした大金でつぎつぎと着物を買いおしゃれをしてその青年に会いに行く日々。それが浮気だなんて意識はまったく無しに。

ついに夫は東京へやって来ますが、夫の性格上、浮気を問いただすことも引っ張って帰ることもなく、夫だけが北海道へと帰るのです。

これ以後、千代が夫と会うことは二度とありませんでした。

 

「それが武士のたしなみ」やたら潔い恋愛名言

 

さて、東京に残った千代は恋した青年と家を借り暮らし始めました。

その青年とは作家・尾崎士郎。しかし尾崎とも知り合って7年、結婚して4年で離婚します。

原因は、千代が小説を書くため向かった湯ヶ島で、作家・梶井基次郎と会っていたこと。このときも「すぐに帰ってくる」と告げて出たきりでした。

一方の尾崎にも若い愛人ができてしまいます。

千代は当時のことを振り返り、
「男にとって自分が重荷だと感じたとき別れてやるのが武士のたしなみです」
と言い残しています。

自分も浮気をしたことがあるのに、相手の浮気を阻止するのはルール違反。
狂いそうな嫉妬で「相手を通せんぼしたい」と思うが、そこは堪えてお互い一方通行にするべきだ、と。

 

恋愛も仕事も両立させた美味しすぎる人生

 

尾崎と別れた2年後、千代は次の恋の相手と出会います。

画家・東郷青児はその頃、前妻との心中未遂事件で世間をにぎわせていました。
その東郷のもとに千代が取材に訪れ、なんとその日のうちに同棲がスタート。

前妻の血がついた布団でふたりが初めて夜をともにしたというのは有名な話。

前妻の持ち物が散乱する家でふたりはお互いの傷には触れないように暮らしました。しかしそんな生活も東郷が前妻とよりを戻して4年で終焉。

その5年後には10歳年下の新聞記者と人生最後の結婚をしますが、20年を経て千代67歳で離婚。

晩年は独身を貫きました。ここまで結婚離婚を繰り返した女性に“独身を貫きました”という表現は不思議な気がしますが……。

いかがですか、この常識にとらわれないビビビ恋愛の連続。

実は恋愛だけでなく、女性実業家のさきがけとして華々しいキャリアを築いています。

作家として小説やエッセイを発表し、日本で最初のファッション誌を立ち上げ時代を創り、着物デザイナーとしても晩年まで活動を続けます。

恋に仕事に、ここまで本能の赴くままに楽しんだ千代の人生は、同じ女性として羨ましい限り。

現代風に言うと、“肉食系女実業家”といったところでしょうか。

 

きっと現代に生きていてもカリスマになっていた

 

「自分は失恋の仕方が上手なのだ」と、千代は語ります。

失恋したら周りの友人に相談する人は多いと思いますが千代先生に言わせると、それは意味がないらしいです。

では千代流の失恋完治法はどんなものかというと、一晩中泣きわめき布団にしがみつき身をよじらせ大騒ぎすること。身体を動かすとケロッと治るとか。ポイントは独りでやること。

「嘘みたいですが、本当です」と、千代先生は断言。
そして先生は、泣いた翌朝お化粧をして一番好きな着物を着て街へ出ると最初の曲がり角で新しい恋人に出会う、そう仰っています。

「失恋って、何年も引きずらなきゃいけないの? 一刻も早く別の道を歩けば、自分でも信じられないほど明るい場所に出るものよ」と。

この教えは、人生をより豊かに楽しみたい現代女性にとっても、そっくりそのままお手本となるのではないでしょうか。

 

悩んでいるぐらいなら行動するべし

 

さて、自由過ぎる千代先生の人生を知ったら、男のひとりやふたりと別れるくらい、まったく怖くなくなりましたね? 

悩んでいる暇もなく動き出してしまう、ちょっと天然な千代先生にならって、アナタも新しいドアを開いてみましょう。

もちろん痛みは伴いますけど『信じられないほど、明るい場所』が待っているかもしれません。

理屈ではなく心の赴くままに行きましょう。

あ、ちなみに千代先生は心ではなく“カラダ”で考えている、と仰っていますけれど。

現在、千代の故郷である山口県岩国市の「NPO 宇野千代生家」では、『今を生きる。愉しんで生きる。宇野千代展』が開催されています。

あなたがもし人生に悩んでいるのなら、さらに深く千代先生の教えに触れてみることをおすすめします。

【開催期間】
平成23年9月23日(金) 〜 平成24年9月19日(水)

【ウェブページ】
http://www.unochiyoseika.com/index.html

 

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