いよいよ梅春の季節になりました。
学生の頃までは、春といえば変化の季節でしたが、大人になればなるほど変化は自分でつくらないと訪れないものになります。
平穏な日々に甘んじながら、実は夢を抱いている大人に届けたいトップアスリートたちの名言をまとめました。
トップアスリートの名言集
トップアスリートたちの名言には「夢を夢で終わらせない心得」がつまっています。
心に響く名言を『ヘタな人正論よりトップアスリートの名言』(鹿屋体育大学教授・児玉光雄著/河出書房新社)から抜粋して紹介します。
●心得1:「安定」に満足しない
「子供の頃悪いやつは大人になるといいやつになるってよく言うじゃないですか。それと一緒で、挫折をわかっている人間は何が本当の成功なのか、どうやったら挫折を乗り越えられるのかわかっている気がする。逆に順調に来たやつは、大人になってずっこける可能性がある」
(プロサッカー選手 本田圭佑)
●心得2:日々精進し、進化する
「これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去になる。明日をどんな一日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい」
(プロサッカー選手 三浦知良)
●心得3:好ましい自分を思い描く
「『あいつには無理だ』と言われる選手より、ひょっとしたらやれるかもしれないという面白い選手になりたいですね」
(プロ野球選手 鈴木一郎)
●心得4:オリジナルにこだわる
「世界のトップ選手は、一人ひとり、驚くほど投げ方が違うんです。それぞれに違うアプローチがある。オリジナルを作り上げなきゃ、世界では勝てない」
(陸上競技・ハンマー投げ選手 室伏広治)
●心得5:自分の本能を働かせる
「可能性っていうのはみんなが持っていると思うんですけど、それをどう出していくかっていうのは自分次第だと思いました」
(プロゴルファー 宮里藍)
●心得6:壮大な目標を設定し、挑む
「頑張れば手の届くような目標だと、それを達成した瞬間に満足して、成長が止まってしまう。自分を進化させ続けるためにも、目標は高いに超したことはない」
(プロ競泳選手 北島康介)
●心得7:負けを見つめ次に生かす
「私は勝つことで成長したんじゃなく、負けて強くなってきたんです」
(レスリング選手 吉田沙保里)
●心得8:次の壁に向かって走る
「今はいい流れに乗っていても。必ず悪い流れのときが来る。(中略)
悪いときこそ自分が1ランクも2ランクも成長できるチャンス。だから、僕はいつも苦労が来るのを待っている。そのときの準備をしながら待っているんだ」
(プロサッカー選手 長友佑都)
才能のせいにしない
わたしたちは夢を語るとき、才能があるなしを口にしたがります。
しかし、アスリートたちにとっての夢は「やりたいと思うならやるだけ」なのではないでしょうか。
彼らは才能云々はいい訳にすぎないという世界に自ら身を投じて闘っている……筆者はそんなふうに感じました。
夢を夢で終わらせない最大の心得は、才能のせいにしないことなのかもしれません。
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Written by かぎあな
Photo by Jacob Skoglund