コミュ障とは、コミュニケーション障害の略で、ネットスラングとして使われている言葉ですが、対人関係を必要とされる場面でどもってしまったり、失語症になってしまったりと、十分にコミュニケーションをとることができなくなるという状態のことを指します。精神疾患や聴覚などの障害ではなく、心理的な原因でそうなってしまう場合を指すことも多いです。
コミュ障OLな女子たちは、コミュニケーション能力が高い女の世界で、かなり苦労をしているそうです。コミュ障OLの実態をご紹介します。
コミュ障OLにありがちなこと7選
学生時代の友人であるオタク女子たちと同窓会をしたのですが、彼女たちは口々に「OL生活がつらい」と言います。コミュ障OLの実態とはどんなものなのでしょうか。
●その1:電話がつらい
「電話が掛かってくるのも緊張するし、しかもうちの社長がけっこうこわいひとだから、社長宛の電話を取り次ぐだけで胃が痛くなるほど緊張する」(26歳/デザイン事務所)
○電話の呼び出し音だけで胃がキリキリしてくるって言うから、もう重症です。
●その2:あだ名がつらい
「ひとと話すことが怖くて、話さなきゃと思うと冬でも汗だくになってしまい、陰で『滝』と呼ばれている」(27歳/メーカー)
○「きっと嫌われてるんだろうな」って、被害妄想に拍車がかかってよけいに汗が出てきちゃいますよね。
●その3:敬語がつらい
「後輩ですらタメ口がうまく使えない。敬語の使い方もオタクっぽいって言われた。自分で変なところが分からないから、直し方も分からない」(26歳/デザイン事務所)
○コミュニケーション能力の高いひとは、しゃべり方も堂々としていてカッコイイですよね。分かっていてもマネできないんですけど……。
●その4:お昼がつらい
「派遣が集まってランチを食べるんだけど、そこで仲良くなろうと頑張っている。でも、いろんなバリエーションで相槌うったり、変にテンションあげてしゃべったりしてどっと疲れる。なぜか好きでもないバンドのCDとか買っちゃったし……」(27歳/派遣社員)
○これが自然と出来ないと、ランチのおしゃべりも苦行でしかありません。
●その5:若い男性がこわい
「男性社員がこわい。オジさんなら大丈夫なんだけど、20代男子とか無理すぎて転職を考えている。おせんべい屋さんに就職したい」(27歳/メーカー)
○「キモい女だな」とか思われてそうで、同年代の男のひとと接するのがこわくなっちゃいますよね。おじいちゃん世代なら安心できるのに……。
●その6:イジメと間違えられてこわい
「ふつうに、ひとりでお弁当を食べてたら、社長の奥さんが近寄ってきて『大丈夫なの? イジメられてるなら、あたしが言ってあげる!』って、他の社員のひとを怒りにいった。なんか余計に気まずいことになってて居場所がない」(26歳/デザイン事務所)
○小さい規模の会社だと、おせっかいオバさんが登場することがあります。オバさんは「ほっといてほしい」って気持ちが分からない生き物なんです。
●その7:休み明けがつらい
「長い休み明けになるとどこ行っていた? って話題になるから困る。どこも行ってなかったってふつうに言ったのに『××さんの自虐ネタっていっつもきついわ〜』って笑われた。GW明けが憂うつ」(27歳/メーカー)
○リア充はきっとバーベキューとかしまくってるんでしょうけど、連休にどこも行かなかったのってそんなに変なこと……?
コミュ障は完治するのか……?
女同士では、コミュニケーション能力を重視する傾向が強いように感じます。ひととしゃべることが苦手と自覚しながらも、がんばってOLしている友人たちに涙が出そうです。
早く環境に慣れて自然にコミュニケーションを取れるようになるか、周りがコミュ障の扱いをうまくなってくれるように祈ります。
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Written by浅川有紀
Photo by Span愛攝影