サッカー界の貴公子デビッド・ベッカムが引退を表明しました。
2002年の日韓ワールドカップでは、日本でも空前のベッカムブームが起こり、子どもからお年寄りまで、まさに猫も杓子もベッカム一色でしたね。
ソフトモヒカンのベッカムヘアーを真似する男性が急増したのも、このとき。
妻のヴィクトリアとともに、世界のファッションアイコンとしても常に注目を集めるベッカムの黄金伝説を振り返ってみたいと思います。
ついに引退!ベッカム黄金伝説
●その1:子ども好きが高じて罰金沙汰に
ベッカムの子ども好きは有名ですが、その子煩悩さが災いしてしまったことも……。
長男のブルックリンが嘔吐下痢症になった際に、妻のヴィクトリアはロンドンファッションウィークへ行っていて不在。
そのため、看病のために練習を欠席したベッカム。
このことが監督の逆鱗に触れ、ベッカムは罰金を支払う羽目になってしまいました
子どものために仕事を休んでくれるパパ、なかなかいませんよね。
●その2:愛妻家っぷりがハンパない
妻のヴィクトリアが大好きなベッカム。
今でも毎週水曜日はディナーデートを欠かさず、家事一切をベッカムが取り仕切るという、女性にとっては夢のような夫です。
ヴィクトリアもそれに応えてか、ベッカムとの5人目の子づくりも検討しているのだとか。
御年39歳のヴィクトリア、夫のためならアラフォー出産、しかも5人目もいとわない姿勢にあっぱれです。
●その3:慈善精神が本気
現在ベッカムは、フランスのサッカーチームである、パリ・サンジェルマンに所属していますが、実は契約からこの半年、給与を一切受け取っていないのだとか。
では給与はどこへ行っているのか? なんと、週給約2200万円を、フランスの子どもたちのための慈善事業に寄付しているのです。
末娘のハーパー・セブンちゃんへのベビーシャワーギフトも、チャリティーショップへ寄付したことで話題になりました。
●その4:「愚かな若者」からの復活劇
1998年ワールドカップのアルゼンチン戦で、相手の執拗な攻撃にカッとなり、足を蹴るというファールを犯して一発退場となったベッカム。
このできごとは「10人の勇敢なライオンと、1人の愚かな若者」と揶揄され、イギリスで痛烈に批判されました。
この一件以来、ベッカムは熱烈なサッカーファンから殺害予告まで受けるようになり、精神的にかなり辛い時期を経験しています。
しかし4年後のワールドカップでは、イギリスチームのキャプテンとして、因縁のアルゼンチン戦でPKゴールを決めました。
対アルゼンチン戦としては、実に36年ぶりの勝利をイギリスにもたらし、自らの力で汚名を返上したのです。
●その5:引き際は有終の美で飾る
引退のインタビューで、ベッカムは次のように語っています。
「まだトップレベルでプレーできるので、決断は難しかったが、チャンピオンとして去りたかった」
本物のイケメンは、去り際までもイケメンなんですね。
5月18日の最終戦では、ピッチを去るときに大歓声に見送られて涙を流したベッカム。
その泣きっぷりも男前でした!
ベッカム伝説は続く!
「ベッカムなんてルックスだけ」と侮っていた筆者。
しかし調べれば調べるほど「こんな完璧王子様、惚れてまうやろー!」と思わずにはいられないほどのベッカムファンになってしまいました。
一流のサッカー選手というだけでも得がたい才能ですが、イケメンなうえに、夫としても父親としても、これ以上の男性などいるのでしょうか。
しかも何度も「世界一収入を得たサッカー選手」に選出されるほどの大金持ち。
こうして書いているだけでも、眩しすぎてめまいがしそうです。
今後はどのような活動をしていくのかまだ明らかになっていませんが、これからも全女性の理想の王子様として、伝説を作っていって欲しいものですね。
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Written by フランクひらがな
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