仕事で気持ちが折れてしまったとき、無理して頑張りつづけようとしたり、自分の心が折れたのは自分が弱いからだと自分を責めたりしては、ドツボにはまってしまいます。
心が折れたということは、これまで頑張ってきたけれど限界がきたということです。
今回は、仕事で気持ちが折れたときに、自分を責めず、前向きに取れる行動をご紹介します。
目次
仕事で気持ちが折れたときに考えたいこと1 素直な気持ちを整理する
仕事で気持ちが折れた原因がどこにあるのか、まずは気持ちを整理してみましょう。
友だちに話を聞いてもらったり、紙に書き出したり、カウンセラーさんにお金を払って話を聞いてもらうのもいいでしょう。
気持ちが整理できた後、自分が今後どうしたいかが見えてくるはずです。
仕事で気持ちが折れたときに考えたいこと2 休職は可能か
仕事で気持ちが折れてしまったけれど、退職することが良いことなのかわからない、という場合には、休職が可能かを確認してみましょう。
数ヶ月休職した後で、気持ちが回復するかもしれませんし、数ヶ月間の間にやめる決意ができるかもしれません。
仕事で気持ちが折れたときに考えたいこと3 転職するべきか
転職すべきかどうか迷っている方はまずは転職エージェントに登録するなりして転職活動をスタートしてみましょう。
転職活動を始めてみることで、自分がどういった仕事をしたいのか、そのためにはどういったスキルが必要なのかが明確になります。
今の仕事で心が折れてしまっても、次の目標が見つかれば、気持ちが上向きになるというパターンもあります。
目標を失って無気力状態になってしまったら、次の目標を見つけるために就職市場をチェックしてみるというのもオススメです。
仕事で気持ちが折れたときに考えたいこと4 病院を受診する必要はあるか
自分では気がついていなくても、仕事のストレスにより鬱状態になっている可能性もあります。
メンタル面に不調を感じている方は、病院の受診も検討してみましょう。
病院でうつ症状だという診断が出たら、その診断書を根拠に休職することも可能です。
また、過重労働を課されていた場合は、証拠を集め、診断書を提出することで、会社側に賠償を求めることも可能です。
賠償を求めることができるか否かを知りたい方は、弁護士に相談してみましょう。
弁護士の知り合いがいない方は、法テラスを活用してみてください。
気持ちが折れたのは頑張った証。休むことも必要です
気持ちが折れてしまったとき、これまでの決断を後悔したり、自分を責めたりしてしまうケースは多々あります。
ですが、気持ちが折れたということは、折れるまで一所懸命頑張ったことの証左でもあるのです。
ひとつのことを頑張れたあなたは、別のことでも頑張れるはずです。
次のステップに進むためにも、まずは自分の心身をいたわり、エネルギー回復に努めましょう。
(今来 今/ライター)
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