「残業代を支払ってくれない」
「上司からのパワハラがひどい。机を蹴ったりして威嚇してくる」
「ノルマがきつい。ノルマを達成できないとペナルティとして減給される」
 
こういったブラック企業に勤めている友人がいたら、「そんなのおかしい。訴えるべき」「そんな会社、一刻も早く辞めるべき」とアドバイスする人は多いでしょう。
 
ですが、勤めている本人は、その環境に悪い意味で適応してしまっていて、「辞める」という判断が下しにくくなっている場合も多いのです。今回は、「ブラック企業を辞めたいけど、辞められない」と感じている方に知ってほしいことをお話しします。
 

ブラック企業は辞められる

 

最初に知ってほしいこと、それは、ブラック企業は辞められる、ということです。
 
辞められないと考えている人は大きく分けて二つの理由が考えられます。
 
1.人が足りていないなどの理由で、今自分が辞めたら会社が立ち行かなくなる。
2.今の仕事を辞めても他の仕事が見つかるとは思えない。ここにいるしかない。


まず、1のケースですが、冷静に考えてみてください。
世の中には、ゴマンと人がいます。あなたが抜けた穴は、その中の誰かが埋めてくれるでしょう。
 
上司から「辞められたら困る」と言われても、そんなことはあなたに関係ありません。必要なことは正式な手続きです。約款や就業規則などを見て、退職に関しての記載事項を確認しましょう。
 
引き継ぎ資料も作成し上司に提出。会社が決めたルール通りに「辞めさせてもらえない」なら、法律に従ってもらい会社を辞める手続きを取る、という選択肢もあります。
 
簡単に辞めさせてもらえないような状況ですから、円満退社を望んではいけません。
 
そもそも法的には2週間前にまでに退職の意志表示をすることで、退職が可能です。ブラック企業の経営者は、あなたを「訴える」「損害賠償を請求する」「社会人失格」などと罵るかもしれません。ですが、実際には訴えられるはずもありません。
 
こちらは、そう言われないために段階を踏んでいるわけですし、不当に退職を認めないのは彼らなのですから。
 
次に2のケースですが、ブラック企業で働いている人は、視野狭窄になっていたり、上司から能力を否定されたりしていることが多いため、このように感じがちです。しかし実際には、会社は山のようにあります。今の仕事を辞めたら次がないと考えるのは、ほとんどの場合「ブラック企業に洗脳されている」だけなのです。
 

「ブラック企業を辞めたいけど、辞められない」なら第三者を頼ろう

 

そうは言ってもやっぱり辞めるのが怖い、という場合は第三者を頼りましょう。
 
労働基準監督署、労働局、労働組合などにまずは相談してみましょう。残業代の未払いがある場合は、さかのぼって2年間分を取り返せる可能性がありますので、弁護士などの法律の専門家に相談してみるのもいいでしょう。

さいごに

 

ブラック企業で働き続けることは、自分の肉体や精神、経済面に悪影響を及ぼすだけでなく、「ブラック企業で働くことで、ブラック企業を助長させている」という意味で社会的にも害悪なのです。
 
「自分の職場の労働環境がおかしいことは分かっているけど、こういう会社は多いと聞くし、自分が我慢すればいいのかな」「環境を変えたいけど、どうしたらいいのか分からない。上司は退職を認めてくれない」という場合は、ひとりで悩まずに、労基や労働の専門家に相談してみましょう。
 
(今来 今/ライター)
 
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