職場でイラついたことがない人はいないでしょう。職場では様々な理不尽がまかり取っており、ときに、パワハラ、セクハラなどの深刻なハラスメントが行われることもあります。
今回は、職場での理不尽な出来事に耐えかねて、行動を起こした事例をご紹介していきます。
目次
職場のムカつくエピソード1 残業代なし。年俸制→残業代を取り返す!
「昔から雑誌の編集に憧れていたんです。大手出版社は全滅でしたが、ある小さな編集プロダクションは私を採用してくれました。仕事は忙しく、深夜にまでおよぶこともありましたが、残業代は出ませんでした。なぜなら、年俸制だったからです。
ボーナスも、残業代もないのに、年収200万円代でこき使われました。パワハラもありましたので三年で仕事をやめました。その後、弁護士に相談し、残業代未払いの請求を行いました。
結果的に弁護士費用を除いて、150万程度のお金を会社に支払わせることができました」(出版関係勤務)
職場のムカつくエピソード2 セクハラ上司→訴えてはみたものの
「上司のセクハラ発言が目に余ったので、人事に相談しました。上司は、別の部署に移動しました。でも、左遷でもなんでもありません。ただの配置換えです。
上司のセクハラが公表されることもありませんでしたし、再発防止の対策は何一つ行ってくれませんでした。職場に絶望し、現在転職活動中です」(メーカー勤務)
職場のムカつくエピソード3 正社員と同じ仕事してるんですが?→フリーに
「ある会社で契約社員として働いていました。正社員とほぼ同じ仕事なのに給与が3分の1でした。本当になめられたものだと思います。同じ契約の人は、文句ばかりいっていて、そういった職場環境にも疲れたので、会社をやめて独立しました。給料は上がりましたし、理不尽さもなくなったので、今はストレスフリーです」(技術関係)
職場のムカつくエピソード4 まさに、やりがい搾取→別の業種に転向
「むかし、芸術関係の仕事をしていました。師匠に弟子入りして、訓練する日々は、刺激的でした。でも、給料は支払われませんでした。修行中なのだから仕方ないといえば、仕方ないと思います。でも、やっぱりどこかモヤモヤしていました。
これってやりがい搾取とどう違うのかな? とも思えてきたので、師匠のもとを去りました。今はまったく別の仕事をしています。
元の仕事に未練がないといえば嘘になりますが、きちんと支払われない仕事を続けて行くのは、経済的にも精神的にも無理があると感じました」(元芸術関係)
さいごに。ムカつく上司、ムカつく職場にさよならするための行動を起こそう
今回は、ムカつく理不尽な仕事に対し、何か行動を起こした人のエピソードをご紹介しました。あの上司ムカつくとか、この職場のここが嫌だ、と愚痴をいってガス抜きしていても、現実は変わりません。
愚痴を言い続ける自分とサヨナラしたいなら、なにかしらの行動を起こす必要がある、と言えるでしょう。
(今来 今/ライター)
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