「これ、今日中だから」定時に帰ろうとした途端、仕事を無茶ぶりしてくる上司。無茶ぶりを成長のためと思って「本気を出せばできるはずだから」「この程度のこと、なぜできないのですか?」と精神的に追い詰めたり、ちょっとでも意に沿わないと罵声を浴びせたりする上司……。理不尽な上司は、どこの企業にもいるものです。
 
パワハラ上司は、パワハラそのものというよりも、自分より立場が弱い人を見つけていじめる傾向があります。「おまえなんて、やめちまえ!」など、理不尽な罵声を浴びせる、質問攻めをしてきて答えられないとネチネチとイビってくるといったパワハラの原因が、実は上司本人の仕事のストレスなんてこともあるのです……。今回の記事では、理不尽な上司やパワハラ上司への対処法を紹介します。
 

ボイスレコーダーや携帯で音声を録音する

 

あまりにパワハラがひどい時は、音声を録音しておきましょう。時と場合によっては、労基署や警察、人事に提出できる資料になるかもしれません。残業代が支払われないなどのパワハラは、諦めずに残業時間をメモしておきましょう。
 
タイムカードがあれば、コピーなどしておきましょう。もし、残業時間を忘れてしまったのであれば会社で使用したメールなどでチェックして残業時間を計算しましょう。後で請求できるかもしれません。
 
基本的に、パワハラ被害は証拠がなければ立証しずらいものです。流石にボイスレコーダーに抵抗がある方は、携帯電話で録音するのも良いでしょう。

周囲に相談する

 

上司のパワハラで悩んでいるのであれば、職場の同僚に相談してみましょう。もしかすると、同じような目にあって悩んでいるかもしれません。もしあれば、労働問題の相談室のようなところに相談するのもいいですね。
 
案外、同士は近場にいるかもしれません。被害者を集めることで、より訴えるなどの行動にも移しやすくなるでしょう。
 
または、たとえその人が上司にパワハラを受けていなくても、過去に同じような目にあっており共感してくれるかもしれません。上司と仲が良い人なら、うまいこと口合わせをして被害がこれ以上おきないように動いてくれる可能性もあります。
 

ノートに記す

 

パワハラ行為を受けたら、必ず月日や時間をノートに記載しておき、どんな被害を受けているのかを具体的に記しておきます。また、精神的に追い詰められ精神病院に通わなければならなくなった時は、診断書を病院の方に書いてもらって保管するのも大切です。
 
いつパワハラを訴えてもいいように、少しずつ証拠を残しておくのです。やがて、たとえ本当に訴えることはなくても気持ち的に「証拠があるから、いつでもあなたを訴えられるわよ」という強い気持ちになれるはずです。
 
そもそもパワハラをする人というのは、弱い立場の人間を痛めつける趣味があります。心が強くなった部下には、やがてパワハラ行為を行わなくなるでしょう。また、やんわりと「実は、毎日の仕事の反省をノートに書いているんですよね。上司から言われたことも、忘れずに全部記しています。今後失敗したくありませんので」とでも言えば、逆に上司もドキッとするかもしれません。

パワハラ上司の対処法まとめ

 

パワハラ上司は、自分より立場の弱い人をいじめる傾向があります。ただ、こういう人に限って自分より立場が上の人には頭が上がりません。裏ワザとしては、上司よりも上の人と直接仲良くなってしまうのもいいですね。
 
本当に出来る上司とは、人に嫌な気持ちを与えません。叱る時は叱りますが、それはあなたの自尊心を押さえつけるものではなく、ためを思ってのことです。ここが理不尽なのであれば、パワハラの可能性があります。
 
嫌なことがあれば、ノートや手帳に印すなどしておき、いつでも労働基準監督署に訴えられる位に用意しておきましょう。証拠を用意しておくことで「いつでもあなたを私は訴えることができるのだから」と、強い気持ちで仕事に迎えるはずです。
 
(みくまゆたん/ライター)
 
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