最近、毎日のようにセックスレス問題について嘆いている人を見かける。
リアルな人間関係ではなかなか相談できなかったり、当事者でもあるパートナーと話しにくい問題っていうのが、またコトを難しくさせている気がする。
セックスレスを予防するのに決まった答えも解決法もないと思っています。
例えばよく言われるものとしては、女性ならセクシーな下着を着てみるとか、お風呂に一緒に入らず裸への新鮮さを保つとかってアドバイスもあるけど、それってまるで関係なかったりしない?
セックスレスに至るまでの過程って、実際はとっても複雑なものだったりするからね。
目次
セックスをもっと身近なものにしませんか?
じゃあどうすれば良いかってところなんだけど、私の提案では、もっとセックスを身近にしませんか、と。
どんなことも、めんどくさかったり、頑張り過ぎないといけないものって、絶対に続かないじゃないですか。
セックスも同じで、特別視し過ぎていたり、張り切らないといけないものとしていると大変。もう少し日常に馴染んだものにする必要があると思うんです。
「こうあらねばならない」っていうものが増えれば増えるほど、セックスのハードルは高くなると感じます。
セックスに対するハードルを下げよう
例えば
・セックスをするのは必ず寝室で
・お酒が入ってないとできない
・丁寧で時間をかけたセックスじゃないと嫌
・相手から誘ってくれるのが当然
など、時間、タイミング、場所、シチュエーションで「こうじゃないと」というこだわりや好みがあると、その分頑張らないといけなくなりますよね。
恋愛初期の誰でもムラついてる時ならそれも頑張れるかもしれないけど、一緒に暮らしたり、長く居れば、頑張り続けるのはしんどい。仕事や子育てで疲れていればなおさらそうです。
だからこそ「頑張らないでもできる」っていうセックスも必要になってくると思います。
「でも、頑張らないで良いセックスは手抜きになりがちじゃん」
って思うかもしれません。その問題こそ「セックスを身近にしていく」というポイントが重要になってきます。
普段からセックスについてのコミュニケーションを取る
どういうことかというと、日頃から、こういうのが好き、そこが気持ちいい、こうされるのが好き、とセックスについてのコミュニケーションがお互いに取れていれば、ちゃんとツボに入るセックスができるから。
海外の夫婦は、夕食中に「今日は帰ったらこんなシチュエーションでしたいね」なんて事前打ち合わせをすることもあるみたい。
そこまで日常に落とし込めていれば、お互いの気持ちのいいところでいいセックスができるようになります。
セックスは質より量
性欲って不思議なことに、しなければしないほど落ちていくもので逆にすればするほどまた盛り上がる。
だから、セックスレス防止で言えば、まずは質より量。
習慣にする意識が大事。だからこそハードルを下げて日常に落とし込むのです。
欲求が盛り上がってきたら、好奇心も同時に盛り上がります。
その好奇心が盛り上がったところでお互いの深いツボをとらえるようなセックスができたら、ある意味替えの効かないセックスになっていくよね。
だからこそ最初の誰でも欲求も好奇心も盛り上がっている時にそれをとらえるのが大事なんだけどね。
女性がセックスに積極的になるのはいいこと
日本女子は「恥ずかしがらないといけない」とか「男性より優位に立ってはいけない」みたいな刷り込みがあるから、どうしてもカマトトぶっちゃって、深いツボを伝え合うのが苦手よね…。そういうところからセックスが「遠い世界のもの…」みたいになっちゃうんだけど。
長期的に見れば、女子がセックスに積極的になるのは絶対いいことです。
2人で楽しむものだから。
そうやって深いツボを捉えながら、セックスのハードルを低くする。
あまりに繊細に扱ったり、難しくしないようにするの。
こっそりうまくいっているカップルや夫婦はこのパターンが多し。
(エマちゃん/ライター)
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