網野新花です。
不倫相手とのセックスや、実家でのセックス、それから仕事関係の人とのセックス…など、背徳感のあるセックスはいつもより燃え上がるものです。
ではなぜ背徳感があるセックスは燃え上がるのでしょうか。今回はその理由を心理学から探っていきました。
障害があるほど燃える「ロミオとジュリエット効果」
ロミオとジュリエット効果とは、恋で障害があるほどそれを乗り越えようとするため、燃え上がることを指します。
童話『ロミオとジュリエット』から来ており、この童話では悲恋が描かれています。
不倫相手となら「不倫してはいけないのに」、実家でなら「両親が近くにいるのに」、仕事関係の人となら「仕事関係の間柄なのに」セックスしていることが背徳感を感じられ、燃え上がるのです。
恋愛以外でもこんな場面で…
ロミオとジュリエット効果は恋愛だけで発揮されているわけではありません。恋愛以外にも、さまざまな場面で発揮されています。
例えばダイエットで、「食べちゃいけない」と思っているのに、結局食べてしまうことがありますよね。
このときに食べてはいけないと思っているのに、食べて背徳感がありながらも、快感に包まれることがあるでしょう。
また学生時代に、受験勉強で計画を崩して遊ぶと、背徳感と同時に快感を得られた…という人もいるかと思います。
このときにもロミオとジュリエット効果は働いています。
ビジネスでもロミオとジュリエット効果は活用されており、(例:入手困難な状態をあえて作る など)恋愛だけで使われているわけではありません。
ロミオとジュリエット効果の上手な使い方とは?
ロミオとジュリエット効果は日常にスパイスを加えてくれますが、間違った使い方をすると
・不倫にハマってしまい、最終的には裁判沙汰に
・相手にDVされているものの、離婚できない
など、バッドエンドに行き着いてしまいます。このようなときは理性を最大限に発揮するようにし、バッドエンドに行き着かないように心をコントロールしましょう。
「気になる人を落とせそう」などハッピーエンドの方向に行っているときは
・あえて相手と連絡を取らない
・あえて仕事で異動を志願し、遠距離恋愛に持っていく
・あえて相手の誘いを断る
などで、「困難がある恋」を演出しましょう。こうすることで相手がさらに自分のことを好きになってくれ、相手を思うように落とすことができますよ。
背徳感のあるセックスはやりすぎ注意!
ロミオとジュリエット効果は強力なので、それに溺れてしまい、バッドエンドを迎えることもあります。
とはいっても全くないのもつまらないので、やりすぎにだけは気をつけて、背徳感のあるセックスをしましょう。
(網野 新花/ライター)
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