読者のみなさんはセックスの際に、痛みを感じたことはないでしょうか? 挿入されている最中や前後に感じる痛みのことを「性交痛」と呼びます。
いつもよりもたくさんしたり、長時間に及んだ場合に稀に性交痛が起こるならばともかくとして、性行痛が頻繁に続いてしまうと、セックス事態が苦痛になってしまい、彼氏との関係性にも影響を及ぼしかねません。
今回は、そんな女性の悩み性交痛を少しでも軽くするための方法をまとめてみました。
性交痛が起こる原因とは?
まずはじめに、なぜ性交痛が起きてしまうのかについて説明します。主な原因は、膣の乾燥、性感染症、外陰部のケガ、ラテックスアレルギー(ゴムアレルギー)などです。
膣の乾燥に関しては、セックスの際に緊張して濡れにくくなっている場合や、女性ホルモンの分泌量が低下して膣内部の弾力性が低くなっていることなどが原因として挙げられます。
何度も回数を重ねていくうちに自然と解消することも多いですが、気になるなら女性ホルモンと似た働きをする成分を含む大豆製品を食べるなどの工夫をすると良いでしょう。
市販のゼリーを利用する
陰部に塗ってすべりをよくするゼリーは、通販やドラッグストアで簡単に手に入ります。枕元に用意しておいてサッと塗るだけなので、セックスの盛り上がりを中断しにくいし、十分にうるおうので挿入がスムーズ。塗ったあと軽くマッサージするとさらに効果的なので、愛撫と一緒に彼に塗ってもらうといいかもしれません。
時間をかけて愛撫してもらう
せっかちな男性や、付き合いが長くて前戯に手を抜くようになった男性は、女性器を濡らすために必要不可欠な愛撫の時間が足りていない傾向があります。これでは、普通に濡れる女性だって痛みを感じてしまってもおかしくないですよね。
恥ずかしかったり、彼を怒らせてしまったりしそうで抵抗があるかもしれませんが、ちゃんと愛撫してくれないと準備ができないことをきちんと話しましょう。
そこで機嫌を損ねてしまうような身勝手な男性とは、お付き合いを考え直すことをおすすめします。結婚を考えている相手ならなおさらです。
トラウマと向き合う
性に関する悩みを持つ人は、子どものころに静的被害に遭うなどなどのトラウマを抱えている場合も少なくありません。そうした不快な経験をしたことで、セックス=汚いもの、よくないものという間違ったイメージが出来上がってしまったのですね。
この場合は、つらい作業になりますがトラウマとしっかり向き合って克服していくしかありません。専門家の力も借りつつ、なぜ自分がセックスを嫌いになってしまったのかを思い出し「自分が悪かったわけではない」ということを自覚しましょう。性的な被害に遭うと自分の落ち度を責める傾向が強いのですが、100%加害者が悪いのです!
また、恋人には「こういう理由でセックスできない」と話しておいたほうが誤解を生むことを避けられますが、それを受け止められそうにない男性なら無理に打ち明ける必要はありません。
さいごに
セックスは、恋人同士の関係をうまく保つのに欠かせないコミュニケーションです。しかし、だからといって、痛いのに無理に応じていくのはつらいですよね。
少しでも苦痛をやわらげるために、まず自分の体をよく知り、適切な方法で解決していきましょう。産婦人科を受診すれば、こうした悩みにも相談に乗ってもらえます。
(yummy!編集部)
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