生理前のイライラや気分の浮き沈みが原因で、破局を迎えるカップルもいます。
思ってもいないことを言って、恋人を傷つけてしまったり、感情の起伏が激しくなって、彼氏や彼女を困らせてしまったり。
大切なパートナーを傷つけないように、PMSが原因で恋愛が終わらない方法を解説します。
目次
PMSとは?
そもそも「PMS」とはデジタル大辞泉(小学館)によると、月経周期の後半に始まり、月経の開始とともにおさまる病気のこと。
具体的な症状としては、イライラや怒り、憂鬱、不安、集中力の低下・無気力など。
まったくない人もいれば、毎月生理前に別人のように情緒不安定になる人もいます。
個人差があるため、その存在を知らない人も多いようです。
男性がPMSの存在を知らず、彼女の変貌に驚く人も。
そこで今回は、生理現象が原因で破局しない方法を解説します。
生理現象で破局を迎えるカップルもいる
PMSが原因で素敵な恋愛を終了させないためにも、できる限りの改善はしておきたいもの。
PMSと恋愛がうまく両立できる方法を紹介しましょう。
(1)彼氏にPMSのことを知ってもらう
「生理前はイライラして彼氏との喧嘩が多くなります。
彼の堪忍袋の尾が切れる前に、正直にPMSについて打ち明けました。
彼氏はPMSという言葉や、生理前に私がイライラすることは知らなかったようです。
素直に打ち明けたら、“気づいてあげられなくて、ごめんね”と彼は抱きしめてくれました。
生理前にどうなるか、彼が知ることで“そろそろ生理前だから、イライラするのかもね”などの会話をすることができるようになりましたよ」(27歳女性・事務)
(2)彼女のペースが許されるデートプランにする
「生理前には憂鬱になるし、眠たくなります。
自分のペースでいても、彼氏が不快にならないデートプランを選ぶように心がけています。
たとえば映画館やプラネタリウム、漫画喫茶など。
ウトウトしたり、ぼうっとしても彼氏には迷惑をかけないし、彼氏の負担にもならないのでいいかなと思っています」(25歳女性・IT)
(3)PMSが落ち着くまでデートはしない
「PMSのせいで彼氏と険悪になるなら、思い切ってデートを延期しましょう。
体調が悪く、気分が乗らない時に会っても、彼氏とつらい時間を過ごすだけになります。
彼氏も彼女と一緒にいるときは、楽しい気分でいたいもの。正直に理由を伝えて、楽しい時間を延期しましょう」(31歳女性・医療)
(4)専門医やカウンセラーに相談する
「PMSがひどくて、彼氏に八つ当たりすることもよくありました。
でも彼とこの先もずっと一緒にいるためには、このままじゃダメだと思ったんです。
婦人科に相談して、低容量ピルを処方してもらってから、気持ちが落ち着くようになりました。
仲良しの友達は、カウンセラーに相談して、自分の心の向き合い方を学んだそうです。
自分の力だけではどうにもならないことは、専門医やカウンセラーなど、プロの手を借りることも大事ですよね」(23歳女性・大学生)
彼氏といい関係を続けるために
最愛のパートナーと長くいい関係を続けるには、ちょっとしたコツも必要です。
デートの頻度やタイミングを調整したり、プロの手を借りたりして、無理をせずにPMSと向き合っていきましょう。
自分の心と体と向き合えば、いい解決方法が見つかるかもしれません。
彼氏といい関係を築いていきましょうね。
(番長みるく/ライター)
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