せっかく付き合えても、ケンカが絶えないような状態になってしまったら、ちっとも幸せは感じられないでしょう。
でも、そうなってしまうのには何か原因があるはずなので、まずはそれを明らかにすることが重要です。
そこで今回は、彼と「ケンカばっかり」になっちゃう理由を紹介します。
徹底的に「追い詰める」
「ケンカしたときにあまりにもめちゃくちゃに言われると、本当に腹が立ちます。その怒りはなかなかおさまらないので、またすぐに言い合いになりますね」(20代・男性・アパレル)
ケンカをしているときにはカッとなっているので、ついつい激しい口論に発展しがち。
でも、相手を言い負かして徹底的に追い詰めるようなことをすると、敵対心を持たれるようになってしまうでしょう。
カップルのケンカが勝敗を決めるためのものではないので、過度に攻め立てるようなことはお互いにするべきではないですよ。
「根本」を改善していない
「時間にだらしないのが嫌でいつもケンカになるのに、いつまで経ってもそれを直してくれないから、結局ケンカをくり返しちゃいますね…」(20代・女性・出版)
ケンカになるのは、不満に感じる点や納得がいかないことなど、何かしらの原因があるから。
その根本部分を改善しないままでは、ずぐにまた同じようなケンカをすることになるでしょう。
より良い関係性を築くためにも、怒りをぶつけ合うだけではなく、お互いの不満を解消できるように話し合う、前向きなケンカにしていくことが理想的ですよ。
「疑い」から入る
「仕事で忙しくて時間が取れなかったのに、それを変に怪しまれたりしたら、そりゃケンカにもなりますよね。なんかそういうことが多い気がします」(20代・男性・WEB制作)
やましいことなど何もしていないのに、頭ごなしに疑われたら、腹が立つのは当然のこと。
嘘や浮気を疑われるのはカップルにはありがちな出来事ですが、度が過ぎるとケンカの原因になるだけです。
明らかに怪しいときは別ですが、まずは信じる気持ちを持つようにしないと、あなたも彼に信用してもらえなくなってしまいますよ。
理想を「押しつける」
「こういう彼氏になってほしいみたいなのを押しつけられると、うんざりしてしまう。しかも、恋愛ドラマとかの影響だったりすると、もうやってられなくなりますね」(30代・男性・広告代理店)
自分の理想を強引に押しつけると、相手からは反発される可能性が大。
相手をコントロールして、自分好みに変えようとするのは、自分のエゴでしかありません。
理想の形を共有しながらも、お互いが自分らしくいられるような関係じゃないと、居心地の悪さからケンカも絶えなくなってしまいやすいですよ。
さいごに
ケンカが必ずしも悪いわけではないですが、あまりにも頻繁に起こるようになると、関係性が悪化していくだけです。
そうなる前に、なぜケンカになってしまうのかを、ふたりでちゃんと考えるようにするべきでしょう。
(山田周平/ライター)
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