ラブホスタッフ上野です。
女性をラブホテルに誘うのは、男性にとって間違いなく試練でしょう。
そもそもデートに誘うことだけでも大変なのに、さらにそのデートをうまくこなし、そして勇気を振り絞ってラブホテルに誘わなくてはなりません。何十人何百人もの女性を口説いてきた遊び人な男性であったとしても、ホテルに誘うその瞬間は緊張されることと思います。
しかし、男性にとっては残念なことに、ホテルに入ったからと言って、必ずしも安心できるわけでは御座いません。
ラブホテルで働いていると、お客様がお帰りになった後のお部屋を見て「ヤッたかどうか」が否が応でも判断出来るようになります。これは掃除のために必要なスキルであり、性的好奇心ではないことをご理解いただければ幸いです。
きちんとした統計を取ったわけでは御座いませんが、男女で来店されたにも関わらず「ヤっていない」お客様の割合はだいたい10%くらいでしょう。私のホテルは比較的年齢層が高めですのでこの数字ですが、若い方が多いホテルの場合はもっと高い割合になることと思います。
ラブホテルに入ったからと言って、必ずしもセックスが出来るわけでは御座いません。
ですのでもしも皆様がセックスをするためにラブホテルにお越しになられたのであれば、ラブホテルに入ってからNGになってしまう不確定要素を出来る限り排除した方が良いでしょう。
その点、テレビは非常に大きな不確定要素であることは間違いありません。
ダラダラと時間が経過してしまうという点も問題で御座いますが、ムードがぶち壊しになってしまうという点においてテレビは非常に危険でしょう。
基本的に地上波のテレビ番組は明るく楽しいものが多いので、せっかくのムードがぶち壊しになり兼ねません。特にお笑いなどは最悪で、ゲラゲラ笑った後にエロティックなムードを作り出すのは至難の業でしょう。
またVOD(ビデオオンデマンド)も基本的にはテレビと変わりません。
そもそもわれわれラブホテル産業が「VOD」やら「カラオケ」やらを充実させているのは、「ちょっと映画見に行かない?」「カラオケしない?」という誘い文句でラブホテルにご来店いただくためであり、本当に使用することが目的はないのです。
もちろん本当に使用していただいても全く問題御座いませんが、こういったものは誘い文句で使うに留め、ホテルでは彼女との時間に使っていただければ幸いです。
(上野/ライター)
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