彼氏に悪気はないのだけど、それでもなにげない瞬間に「元カノの存在」を感じさせてしまう。
このことが今カノにどれだけダメージを与えるかを分かっていないのは残念なことです。特に彼氏の自宅に行ったときに昔の女の影が見え隠れしているのは目を伏せたくなります。
目次
元カノの存在を感じさせられたら
冒頭、少し優しく言いすぎましたね。彼氏が今の彼女を本気で好きならば、自宅に彼女を招くときにそんなクソな失態は犯さないものです。
目を伏せてはいられませんし「悪気はなかったんだ」なんて言い訳で許してはいけないですね。元カノの存在をにおわされていい気分の女性なんていませんよね。
メラメラと元カノに敵対心を燃やし、彼氏を私に夢中にさせてやろうと思う人は彼氏の術中にうまくハマれる人でしょうから、この先のエピソードも恋愛の糧にできそうです。
でも、大半の女性はただただムカつくか、その後のテンションが萎えるもの。
あなたの彼氏は大丈夫でしょうか?気がつかなければよいと思う方もいるかもしれませんが、彼氏側のうっかり発言で嫌でも知らされてしまうこともあるようです。
念のため歴史上に実在したエピソードを少しばかりご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
その1:料理の味付けに口出し
「手料理を振る舞ったところ、彼が美味しいと言ってくれない。代わりに言われたのは『前のひとは濃い味付けだったんだよね。それに舌が慣れちゃって』という台詞。いちいち『前のひと』の話を出す必要なくない?」(31歳/コンサル)
「実家の味は」って言われるだけでも気にするものだといいますが、まさか「元カノの味」とは。こんな彼氏どう思いますか?というか、前の人の話を軽々しく口に出すなんて!と思いますよね。
味の好みは人それぞれですから、ただ濃い味付けが好きと言ってくれたら、次からは少し濃い味にしようと思うでしょう。
ですが、そこは「だったら、私の味に舌を慣らしちゃおうかな」と返すのも良いのかもしれませんね。彼氏の反応を見て愛情を確かめられるかも。
その2:電マが中古
「ある日『セックスのマンネリ化を防ごう』と彼が取り出したのが電マ。押し入れからごそごそと取り出してきたもので、明らかに中古というか元カノと使ったものだと分かりイラッ。『新しいの買ってこい!』と思わず怒鳴ってしまった」(27歳/保険)
思いやりのかけらもない感じですね。ものすごくおバカな彼氏だとしたらマンネリ化の防止策として思いついた最高のアイデアのつもりかもしれません。でも、そんな彼氏なら次は何をやりだすやら、ちょっとヤバい部類かもしれません。
でも大抵は「元カノの時もそうだったし」「ちゃんと洗ってあるし(たぶん元カノが)」「せっかく持ってるし使いたい」大人のおもちゃを勝手に持ち出してきたら、こんなことを考えているのではないでしょうか?
二人でエッチの話しになったときにノリで買ってみよっか!(笑)とかで、お取り寄せしたものなら良いかもしれませんが、他人の使い古しでキャッキャウフフなんてできないっつの。わかります。
その3:ベッドのセンスが女っぽい
「彼の家を初めて訪れたとき、どーんと目立つ大きなベッドがあった。それがフランスチックな装飾で、いかにもオンナが選んだものだろうという代物。気分的にイヤなので買い替えてもらった」(28歳/IT)
ベッド。確かに大物なので簡単に取り替えたりするものでもありませんね。ですが、彼氏がお姫様趣味やゴシック調が好きな場合ってかなり稀。それだけでも「別のオンナ臭」がします。
ベッドのフォルムそのものじゃなくても、布団カバーや枕が女子っぽかったり、シーツや毛布に変なシミがついていたり。
妙なぬいぐるみが鎮座していたら元カノへの未練オーラでムカムカするでしょうし、そんなときは持ち帰って燃やしたくなる妄想をしたくなるかもしれませんね。
その4:メイク落としがある
「何も準備しないで彼の家へ行ったとき、使いかけのメイク落としを手渡された。メイク落としくらいコンビニで買ってくるっての。2ヶ月前に別れたなら彼女の消耗品くらい捨てなよとイライラ」(26歳/事務)
「捨てるのが面倒だった」「もったいない」そんな理由で処分していなかったとしても、買いに行くよりはあるものを使うだろという安易な思考にちょっと幻滅しますね。
ありがとう!買いに行く手間が省けた、うれしい!とでも言うと思うのか、男性のこういった考えなしの行動にはイライラする人も多いはず。
彼氏からすると、準備もなしに家に誘ってしまったし気づかなかった。なんて思っているかもしれないですが、せっかくあるからどうぞと元カノの使用済みを堂々と渡す神経がわかりませんね。
イライラをぶつけるのも気がひけるという場合でも、こういうのを優しさだとか気遣いだと勘違いされると困るので、必ず確かめて「うれしいけど、元カノさんのは使いたくない」と言葉にしたいですね。
「肌に合わないから買ってくる」とか、「やっぱりいい」など、女性側からイライラに気づいてほしいという態度では気がつかない男性がほとんどでしょうから。
その5:下着を手渡される
「海へ行ってベタベタになったカラダで、彼の家へ寄ってシャワーを借りた。『下着も汗で汚れちゃったなぁ』とボヤくと『これ、ひとのものだけど今は使ってないから』とブラとショーツを手渡された。ひとのものって……あんたどれだけ無神経なの?」(29歳/編集)
「やめろ。」の一言で終わらせたいやり取りではありますが、女性側も不用意という面も否めません。
とはいえ、まさか元カノの下着をまだ持ってるだなんて彼氏の行動とは思えないですし、彼女としてはあり得ないことをされていますね。百歩譲って女友達、男友達ならあるかもしれませんが、他人が身につけていた下着って抵抗ありますよね。
その6:全身マッサージを強要
「パソコン仕事で肩が凝っていそうな彼の肩もみをしていたら、全身マッサージもしてほしいとお願いされた。『前付き合ってた子は毎回全身マッサージしてくれてたんだよ。それ以来マッサージされないと眠れなくてさ』って、私までその習慣に巻き込まないで!」(30歳/メーカー)
マッサージしてくれたらうれしい、というよりも、彼氏の僕に彼女たちはマッサージしてくれることが当たり前という感じでちょっと嫌ですね。
マッサージしている側も疲れるということがわかっているのか?それにしても「前付き合ってた子は」というのはいただけないですね。「それくらいは言っても大丈夫でしょ、だって今カノは君なんだし」のようなクソ理屈を吐くような男性なら、ドMな彼女さん以外はお付き合いは考え物かもしれません。
その7:写真が飾られている
「テレビの横に忘れられたかのように置かれている写真立てをよく見たら、元カノとのツーショット写真だった。どうして未だに飾ってるの? 彼の位置から見ると死角になっているからなのか。捨てたいと思った」(28歳/医療関係)
仲の良い友達グループの一人だったり、学生時代の集合写真にうつり込んでいたり、たまたまスマホの写真整理中に覗き込んでしまい目にしてしまうなんてこともあるかもしれませんね。
とはいえ、写真立てなんてなかなか見かけない時代に、わざわざ写真立てを使って元カノとのツーショット写真を飾っているなんて頭おかしいだろと思いますよね。
配慮がない彼氏と付き合うということ
付き合いたてだから、うっかりしてた、捨てるつもりだった。どれも本当のことかもしれませんが、陳腐な言い訳にしか聞こえないですね。
元カノの「おさがり」の問題はイラッときますよね。新しい彼女ができたら、色々なものを一新していただきたいものです。
それよりなにより、全般的に彼女側が大事にされていないことにイラッとするような無神経な彼氏達でしたね。
元カノの件は一時的なものだとしても、いつもいつもこんなことが続いたら嫌ですよね。彼氏のことをそういう人だと見切りをつけるのも大切かもしれません。
でも、それでも彼女たちは彼氏のことが好きなわけですから、彼女たちは彼の意味不明な無神経くらい、肩についたホコリを払うような感じで乗り越えていったことでしょう。
(yummy!編集部)
Photo by Jack Batchelor
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公開日:2013年4月16日
更新日:2020年2月1日