街を歩いていても、仲間内でも「なぜあの子があんなイケメンと付き合っているの!?」とびっくりさせられることがあります。
漫画『臨死!! 江古田ちゃん』(講談社)の中では、そんな女子を「隠れ猛禽」と称して紹介しています。
どちらかというと見た目は地味だけれど、狙った獲物は決して逃さない「隠れ猛禽女子」。
なぜ彼女たちは彼氏がずっと途切れずに、イケメンをちゃっかり捕まえられるのでしょうか。
筆者の周りにいる隠れ猛禽女子を観察し、勝手にその理由を分析してみました。
徹底分析!隠れ猛禽女子がイケメンを捕まえる理由
●その1:女子からライバル視されにくいビジュアル
完全なる「猛禽」と違い、隠れ猛禽女子にはビジュアルに誰にでもわかる華やかさがないのが特徴。
そのため、競争率の高いイケメンや高学歴など条件の良い男子を狙う争いに躍起になっているような女子は、「隠れ猛禽」がライバルだとは夢にも思いません。
ノーマークの「隠れ猛禽」は女子の足の引っ張り合いに邪魔されることなく、ちゃっかりイケメンをゲット。
まるで昔話に出てくる「うさぎとかめ」のよう!
ガツガツしているのが全身から伝わってくる猛禽系女子は男子も敬遠しがち。
しかし、隠れ猛禽の存在はあまり知られておらず、男子も油断している様子です。
●その2:虎視眈々と男子にアタックする積極性
筆者の高校の同級生である隠れ猛禽女子、A子。
彼女と同じ部活動仲間だった女子によると、A子は部の男子全員に何らかのモーションをかけていたそう。
モーションをかけられていた男子にリサーチをしたところ、『あの子、俺に気があったんだよなぁ』と勘違いをしている男子が半数以上も!
「この人に好かれている」と思うと好感を抱きやすいのが人間の心理。
確かに、傷つくことを恐れずに積極的に動いてみないと何も始まりません。
●その3:徹底したリサーチ力と計算力
もちろん、うまく立ち回るためにはリサーチと計算が必要。
前出のA子とはずいぶん長いあいだ恋バナをしてきましたが、彼女はどうやってイケメンをオトしたのか、そのテクニックを決して他人には教えません。
誰を狙っているとも公言しません。
また、同じく隠れ猛禽類女子である別の友人B子は友だちの恋バナから情報を得て、その友だちが狙っていたイケメンを横からかっさらって行ったという伝説の持ち主。
しかし、どちらも表立って嫌われたりすることはなく、むしろ男女ともに友人が多い印象です。
それだけうまく立ち回ることができているのは、些細な根回しなどの計算が緻密にできているからではないでしょうか。
●その4:これらを実践するためのたゆまぬ努力
外見ではなく、いち早くモテテクに照準を絞り、磨きをかけてきたのが隠れ猛禽女子。
彼女たちは小さな頃からモテていたわけではありません。
モテ本などで情報を集め、実践し続け、たゆまぬ努力をしてきたのです。
様々な挫折を乗り越え、ガツガツ感を出さずに狙った獲物を仕留める。
そんな奥義を会得した者だけが隠れ猛禽女子になれるのです。
女子力疲れを起こした男子の受け皿、「隠れ猛禽女子」
巻き髪にネイル、ゆるふわ系モテファッション……。
磨きすぎた女子力は、爪を研ぎ過ぎたヒョウのようなもので、実は男子を威圧しているのかもしれません。
そんな女子力疲れを起こした男子の受け皿となっているのが隠れ猛禽女子です。
友達として近づき、話を聞いて相手の懐に入り、気が付いたら「あれ? こいつといると居心地がいいかも」「意外と女っぽいところがあるかも」というギャップであっという間に男を虜にしてしまいます。
しかも、アラサーの隠れ猛禽女子は、経験上自分がどう見られているのか熟知しており、そのイメージとセールスポイントをうまく利用しています。
これから本当にモテたい人が見習うべきは隠れ猛禽女子のしたたかさなのかもしれませんね。
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Written by 梅崎加菜
Photo by Rachel.Adams