フランスのセックスシンボルと称えられ、私生活では“悪女”と罵られるなど、何かと波乱に満ちた人生を送った女優・ファッションモデル・歌手のブリジット・バルドー。
猫のような大きな目と、ぼってりとした唇。イニシャルと、「赤ん坊」を意味するフランス語 bébé をかけて、BB(ベベ)の愛称で親しまれたブリジット・バルドー。1960年代フランスのファッションアイコンとして一時代を築き、スキャンダラスなネタも豊富で話題には事欠きませんでした。
今回は、一生涯をオンナとして過ごしたブリジット・バルドーの名言から“オンナ道”を学んでいきたいと思います。
ブリジット・バルドー名言から学ぶ“オンナ道”
●その1:「大切なのはどの道を選ぶかより選んだ道をどう生きるか」
天性の女優オーラゆえに、時代に翻弄されたバルドー。
不本意なスキャンダルに何度も巻き込まれながらも、決してブレない自我を貫いてきました。
何があってもそれは「選んだ道」と納得して突き進んだ度胸はさすがです。
日本人女性も、苦手なポジションに立たされることは多いですね。
そんな時、このセリフを思い出すといいかもしれません。
●その2:「宝石のかわりに、恋人がつけた大きなキスマークをつけてマキシム(超高級レストラン)へ行ったわ」
バルドーは高級レストランで見知らぬ女性に「あなたの靴は子供っぽい」と嘲笑された過去があるそうです。
成熟を良しとするヨーロッパ女性にとって、これほど屈辱的なできごとは無かったと、後にバルドーは語っています。
そんなトラウマを振り払うように、愛の象徴であるキスマークをつけて、食事に行くとは、なんて優雅な復讐でしょう。
これは見習いたい……と思いますが、ちょっと大胆すぎる気がします。日本人でこれを実行できるのは、叶姉妹くらいかもしれません。
●その3:「妹はエロスを探しに旅立った」
バルドー伝説の一つに「性欲が強い女性だった」というものがあります。
結婚離婚を繰り返し、次々と恋人や愛人を作り、セックスを歌った曲も笑顔でレコーディングしました。
その性欲の強さは遺伝だったのでしょうか、彼女の妹もまた、かなりのツワモノだったようです。
後にバルドーは動物愛護に身を投じますが、過去の男性遍歴の凄さゆえ、いまいちその良心が信じられ難かったそうです。
●その4:「さよならは言われる前に言うわ。決めるのは私よ」
この後に続く言葉が「フラれる私をあなたは見たくないでしょう」です。
男の心移りを瞬時に察し、すぐさま去るその潔さは、恋愛に悩める女子も見習いたいところですね。
モテるバルドーだからこそ、言えるセリフなのかもしれませんが。
●その5:(寝る時には何を着ていますか? という質問に対し)「恋人の腕」
さすがバルドー。独りでは眠りません!
恋人の腕すら着衣同様に扱う大物っぷりが表れています。
●その6:「私はマリリンのファンなの。でも、影響を受けたとか真似したとかは一度もないわ。だって、私は彼女の足元にも及ばない」
負け知らずの女王気質でしたが、マリリン・モンローに対しては謙虚な姿勢でいたようです。
逆を言えば、キャラがかぶらないように、慎重だったとも言えます。
●その7:「紙が上等」
という理由で、なんと聖書をトイレットペーパーにしていたそうです!
悪女と呼ばれた彼女ですが、ここまで来ると本物ですね。いろんな意味で。
●その8:「セクシーなおてんば娘、セックスシンボル、男あさり、恐るべき危険な娘が老いつつあった」
引退の理由を聞かれてこう答えたバルドー。
オンナは引き際が肝心。
バルドーは自分の魅力やセールスポイントを驚くほど計算していたようです。
四十路前に女優業から引退した潔さは、去り際の美学とも言えそうです。
ブリジット・バルドーのポリシーに共感!
いかがでしたか?
国も生きた時代違うとはいえ、彼女のポリシーに共感することはできるはず。
かわいいだけのイメージを持たれがちですが、実は知的でもあったブリジット・バルドー。
彼女の言葉を、そっと心の内に秘め、明日からの毎日を力強く生きましょう!
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Written by 加藤かとる
Photo by Brigitte Bardot perfect style of B.B. (MARBLE BOOKS)