今、『トドメの接吻』(日本テレビ)というドラマが放映中で、毎回主演の山﨑賢人さんがキスシーンを何度も演じてらっしゃるのですが……山﨑さんほどのイケメンであっても、「私はキスしたくない」という女性がいるかもしれません。
筆者の知人にもキス嫌いがいるんですよ。とはいえ彼女は、どちらかというと恋多き女性でしたし、既婚者で旦那さんもいます。
キスが嫌いでも恋を楽しむには、どうすればいいんでしょう?
真面目に考えてみます!
自分好みのキスを知らない……!?
キスにもいろいろあって、軽く触れ合わせるだけの軽いものから、濃厚なディープなものもあり、した時の感触は全然違います。
また、相手が直前に何を食べたか、あるいは喫煙者かどうかによってもキスの印象はだいぶ変わりますし、相手の唇の厚さや唇の皮膚が潤っているかどうかでも、良し悪しは変化するものです。
そのため、「私はキスが嫌い」と言う人は、自分好みのキスに出会っていない可能性があります。
筆者が20歳くらいの頃、女友達が年上の男性に一目惚れして、猛アタックでデートまで持ち込みキスできたんですが、それがきっかけで恋の熱は冷めてしまいました。
理由は、「彼のキスが気持ち悪かった」から。
そういうこともあるし、キスにだって相性があるという証拠です。
キスが嫌いという人は、人生初めてのキスがもしかすると相性最悪の相手だったのかもしれません。これは、性格や好みが合うという話とは、全然別物。
唇の粘膜や舌が決めると思ってください。
そして、数をこなしていったら、自分好みのキスに出会える可能性もあるのです。
彼氏とキスしたくない場合
残念ながら、彼とのキス相性が悪い場合、唇を合わせるたびに不快になっていたら、彼氏本人もいずれ「イヤだなー」と思えてくるかもしれません。
また、キスという行為自体は嫌いだけど彼氏は大好き……であれば、「キスが苦手」と打ち明けたほうが良いでしょう。
ポイントは、正直にキスが好きになれないと告げること。
変に理由をつけたり、言い訳をしたりすれば、彼氏は「俺と無理して付き合っているの?」と疑い始めます。
場合によっては浮気を疑われてしまうので、「キスだけが嫌い」と言うようにしましょう。
ちゃんと彼女を愛している彼なら、理解しようと前向きに受け止めるはずです。もし彼が、キスを理由に別れを提案するようなら、それまでの愛しかなかったというだけ。
キスが原因にならなくとも、付き合いはそう長くは続かない相手と思ってください。
キスを受け入れるための努力も大事
初めもお伝えしたとおり、キスにはいくつものパターンがあって、あなたはそのすべてを経験しているわけではありません。
なので、自分好みのキスを見つける努力は大切です。
キスが苦手といっても、彼氏とはいろんなスタイルのキスを試してみてください。
ディープキスはムリだけど、軽く触れ合わせるだけなら大丈夫とか、おでこにされるのはドキドキできるなど、好みのキスが見つかるかもしれません。
そして、彼氏と一緒に苦手意識を克服するという過程も、二人の愛を深めていくはず。
彼は「どうしてキスが苦手になったのか?」を知りたがり、あなたをそれまで以上に理解するようになる可能性だってありますよ。
さいごに
キスが苦手ということを、彼氏に隠すことはありません。
ありのままを正直に述べて、理解してもらいましょう。
また、自分好みのキスを模索する努力は忘れずに。大好きな彼となら、いろんなパターンを試せるはずです。遠慮なく協力してもらってください。
そうする中で、少しでもキスへの抵抗感や不快感が消えたなら、キスの楽しみや幸せもわかるようになるはず。「嫌いだからしない」と拒否だけで終わるのは、とてももったいないですよ。
(沙木貴咲/ライター)