こんにちは、婚活FP山本です。

突然ですが、某子ども向け番組にて「あたし、おかあさんだから」というタイトル曲が流れ、そして歌詞が原因で炎上しているのをご存じでしょうか。

筆者も歌詞を読んでみましたが……「そりゃ世のママは怒るな」などと感じました。しかし同時に、この一件はいくつかの角度で反面教師としても学べるように思えます。

そこで今回は、本件の炎上原因とともに、学ぶべきポイントをお伝えします。

あなたの育児に、お役立て下さいませ。

一緒にしないで!


まずは炎上原因は「一緒にするな」の心理です。

この歌の歌詞からは、まるで全ての女性が結婚前には遊び歩き、そして結婚後は喜んで自分を犠牲にして育児をしているように読み取れます。

こういう女性からは共感を得られるでしょう。

しかし、そうでない女性も多く、「そんな遊び女じゃないし、自分を犠牲にしているなんて思ってもいない。画一的に女性を見るな」と反論したくなったのが炎上原因でしょう。

ただ、この作詞家は男性なのですが、意外と男性の中には、確かに女性経験が低くて、女性を画一的に考えてしまう人も一定数いるのが現実です。

犠牲になってもらって喜ぶ人などいない


またこの歌詞には、筆者目線で一つ、大きな問題があるように感じます。それは「この歌を我が子が聞き、これが母親の心理だと思ってしまったら、きっとその子は傷つく」という点です。

少なくとも子どもは、母親との距離感や接し方に戸惑いを感じるでしょう。

一般的な感覚では、きっと人に犠牲になってもらって喜ぶ人、喜べる人などなかなかいないのではないでしょうか。

「あなたのためなら私が喜んで犠牲になってあげる」などという、まるで戦時中の特攻隊のような発言で、何人が喜べるのでしょうか。

とはいえ、これは一つの反面教師にできますね。子育てにおいて、親は子どもの犠牲になるような心理で接してはならない、と学ぶことができます。

自己犠牲の精神は、必ずしもきれいなものではないと、この機に覚えておきましょう。

お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから……


また、この歌詞には何度も「あたし、おかあさんだから」というフレーズが登場します。

まるで、全てのお母さんはこんな存在、あるいはこういうお母さんこそが素晴らしく、こうあるべきとでも言いたげなように。それはそれで一つの考え方としてはいいのかもですが……。

そういえば子育ての現場では、よく「あなたはお姉ちゃんなんだから〇〇しなさい」などと、子供をしつける方がいますよね。あるいは「夫(妻)はこうあるべき」などもあるでしょうか。

当人の勝手な役割やイメージを相手に押し付けるのは、いかがなものなのでしょうか。

この点も、この歌詞から学べることかもしれません。一口にお母さんやお姉ちゃん、お兄ちゃんといってもさまざまなはずです。

おかあさんの思い込みに当てはめて子どもを育てるのもありでしょうが、もう少し柔軟に考えて子どもを育ててもいいのかもしれません。

まとめ


「あたし、おかあさんだから」は、女性を画一的に見て、そして違う女性の「一緒にするな」という心理が、炎上原因の一つといえます。

少なくとも「犠牲になってもらって喜ぶ人などなかなかいない」という点を、しっかり理解しておいた方が良いようです。

またこの歌詞からは、勝手に役割を押し付けることへの危険性も読み取れます。取り返しがつかなくなる前に、本人が潰れてしまう前に、役割を押し付ける子育ては控えた方がいいのかもしれません。

(婚活FP山本/ライター)

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