結婚式は人生で一番幸せな日、そんなイメージを必死でウェディング業界は宣伝してきました。しかし、よく考えたら、結婚式が一番幸せな日なら、その後に続く結婚生活はつまらなくなってしまいます。結婚式は単なるセレモニーであって、その日をピークにもってくるのは浅はかだと言えるでしょう。
 
しかし、結婚式は自分の周りの大切な人が集まってくれる、大切な儀式であることもまた事実です。その日のために、時間をかけて演出や音楽、料理を選ぶ必要があるため、「このイベントを成功させたい」と熱が入っている人も多いのです。
 
紗代子さん(20代・仮名)もそんな結婚式準備に力を入れていた女性のひとりでした。しかし、紗代子さんの努力とは裏腹に、結婚式当日は最悪な出来事にみまわれてしまったのです。今回は、そんな紗代子さんのエピソードをご紹介します。
 
前半では、結婚式の準備も手伝ってくれた幼い頃からの親友、A子さんがスピーチで新郎との恋愛関係を暴露したことをお伝えしました。後編はことの顛末をご紹介します。
 
■【前編】はこちらから
 

親友からの突然の浮気関係暴露

 

A子は息を吸い込み、マイクに向かってこういいました。「私は紗代子の幼馴染で親友です。そして、浩さん(新郎)の恋人でもあります」。
 
私の頭は真っ白になりました。何言ってるの? 冗談だよね? とA子を見ましたが、A子は私の顔を見てくれませんでした。
 
それは、何度も練習に付き合ったスピーチ原稿とはまったく違った内容でした。A子はスピーチ原稿を握りしめていました。A子の手はふるえていました。
 
私は彼を見ました。彼の顔を見たとき、A子の言っていることは本当だったんだ、と気がつきました。

怒り。恥ずかしさ。本当に大切な人は誰か

 

私はA子に対する怒りと、大勢の前で恥をかかされたことに耐えきれず、席を立ちました。それから、式場に戻ることはできませんでした。式がその後、どうなったかは知りません。来てくれた人には申し訳なかったなと思いますが、そのときは出席者をフォローする余裕は当然ありませんでした。
 
家に戻って、彼の帰りを待ちました。彼の言い分を聞きたいと思いました。彼は気まずそうな顔で帰ってきて言いました。
 
「本当に申し訳なかった。A子とのことは遊びだった。本気になるわけない。愛しているのは紗代子だけだから信じてほしい」といったことを彼は言いました。
 
「いつから?」と私が聞くと、彼は長らく黙った後、2年前から関係は続いていたと白状しました。誘ったのは彼からだそうです。
 

私が下した決断

 

私の耳には、不思議と彼の「本気になるわけない」という言葉がこびりついていました。
A子は本気になるわけないような女性だと、彼は言ったのです。2年も付き合っていながら。震えながらスピーチ原稿を握りしめたA子のことが思い出されました。
 
A子は、彼のこと本気で好きだったんだな、と思いました。同時に、私はもう彼はいらない、とも気が付いたんです。
 
私はA子にメールしました。「彼と別れたよ」と。
 
A子とも彼とも、それ以降一度も話していません。不思議なんですが、私は、またいつかA子と友達に戻りたい、と強く感じています。彼には会いたいとも思わないのに。
結局のところ、彼よりもA子の方が私にとって大切な存在だったのだと思います。
 
こんなに大切に思っているのに、私との関係が壊れることも厭わずに、好きな男を優先したA子に対し、怒りも感じています。

おわり

 

いかがでしたか?
今回は、史上最悪な結婚式のエピソードについて紹介しました。
信頼していた結婚相手、そして友人にも裏切られるという最悪な日を、まさか人生で最も幸せな日になるはずの結婚式に迎えるなんて……
本人もきっと予想していなかった展開ですよね。
 
A子も、結婚式の参加者の前で自分と新郎の関係を暴露してしまった手前、新郎と一緒になることは難しいでしょう。
同時に大切な友達と好きな人まで失うという、両者にとって最悪な結婚式になりました。
 
(今来 今/ライター)
 
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