20代も半ばを過ぎれば、結婚式ラッシュという人も多いと思います。お祝儀貧乏になりながらも、年に何度も結婚式に出席していると、「おめでとう!」や「キャー素敵!綺麗!」以外のことにも目が行くようになります。
 
結婚式の演出や料理のクオリティなど、それぞれの違いに気が付く人もいますが、もっと重大なことに気が付くこともあります。
 
それは、“花嫁のウェディング・ハイ”
 
花嫁が自分の幸せに浮かれ過ぎたために、主役であるはずの結婚式や披露宴で孤立してしまっているパターンです。
 
これから結婚式を挙げる人や、いつの日かステキな披露宴をしたいと夢見ている女子に、残念な結婚式にならないよう、参考にしてほしい残念エピソードを紹介します。
 

やる気のないスピーチ

 

「新婦の友人代表のスピーチが驚くほどやる気がなく、あまりにも嫌そうなので、周囲が騒然としてしまいました。どうやら、スピーチを頼んだ新婦が、友人の原稿にダメ出しをし、何度も書き直しを要求して変更させていたのが原因だったようです」(29歳/アパレル)
 
友人代表のスピーチは、披露宴でもよくあるコーナー。仲間同士で大切な思い出を引き合いに出し、花嫁のこれからを応援する感動の場面の一つです。披露宴の感動的な一幕ですが、演出家が過剰に口を挟むと、一番重要な感情が欠落した棒読みのスピーチになってしまいます。
 
お祝いの言葉はあくまで、「贈るもの」ですから、花嫁側からのチェックが厳しいと自作自演に付き合わされた気がして嫌ですよね。友人の気持ちを尊重できないのであれば、はじめからスピーチを依頼するのはやめましょう。

撮影大会

 

「お庭のキレイなレストランを貸し切ってのガーデンウェディング。友人ひとりひとりに使い捨てカメラが渡され、庭先に出た新婦から『私のステキな想い出を、たくさん撮ってね!』と言われていましたが、ほとんどの女友達は撮影することもなく料理を食べ続け、庭に新婦がポツンと残されていました」(25歳/通訳)
 
結婚式はお祝いの席ではありますが、披露宴はどちらかと言えば出席者に食事を振る舞い、結婚する新郎新婦の馴れ初めや人となりを紹介する場です。
 
結婚式では、厳粛な雰囲気の中でウェディングドレスに身を包んだ花嫁の一生モノのシーンを見守り、ブーケトスや花嫁との写真撮影で一旦盛り上がりのピークが訪れます。ですが、その後は食事をしながら、久々に集まった友達同士での会話に花を咲かせるのは至極当然の流れです。
 
参加者をおもてなしする場で、私を見て!を押し付けても、なかなかうまくいかないですよね。忙しい中で披露宴の演出を準備するのですから花嫁側も大変です。ですが、詰めの甘い演出は自らの思惑通りには運びませんので、お気を付けください。
 

余興をドタキャン

 

「『楽しい披露宴にしたい!』と言う新婦が、女友達に『踊りながら結婚式ソングを歌ってほしい』と余興を依頼していたそうです。しかし『お手洗いに行ってきます』や『職場から急を要する電話が』と、いろいろな理由で、余興の時間になっても女友達は誰も戻って来ず、沈黙のなか明るい曲が軽快に流れていました」(30歳/会計)
 
最近では、結婚式も披露宴も盛大に行う数が減っているようですが、披露宴で行う余興も同様。「余興って何?」と、その文化を知らない人も出てきています。
 
披露宴では、親族や友達からお祝いに歌ったり踊ったりする文化があります。動画や有名人のサプライズなどもありますが、いずれにしても結婚する花嫁のために、何か盛り上げてあげたい、思い出に残る披露宴にしてあげたい、という気持ちを形にした贈り物と言ってもよい余興です。余興を披露する人たちもこの日のために練習したり準備したり、忙しい中で時間を割くものです。
 
ただ難しいのは、余興の練習に費やせる時間は、大人になればなるほど短くなりますし、仲間同士で思い入れのある歌やダンスチームで共に踊った絆などがない限りは、かなり薄っぺらなものになってしまいます。
 
このエピソードの友達側も“やる意味を見出せない余興”については、前向きになれないというのが実情でしょう。
 
どうしても余興で祝ってもらいたいのであれば、友達のことも考えて依頼してあげないと、このエピソードのようにスルーされてしまうかもしれません。

ブーケトスの惨劇

 

「連休のど真ん中に行われた結婚式。中には旅行の予定を延期した友人もいたにもかかわらず新婦は『連休なのに、どこにも行く予定がない可哀そうな独女に、幸せのお・す・そ・わ・け!』と空気の読めない一言とともにブーケトス。誰にも拾ってもらえず床に落ちたブーケは、会場スタッフが慌てて隠していました」(33歳/栄養士)
 
他人の気持ちを考えられない人はこうなります。
 

さいごに

 

結婚という幸福に包まれると、つい気が大きくなり浮かれてしまうのでしょう。とはいえ、自分本位や失言によって失った信頼は簡単には取り戻せません。お祝い事だから大目に見てください、と自分から言い出すと火に油を注ぐことになりますので注意が必要です。
 
自分が幸せの絶頂期にいるからこそ、周囲に気遣いと感謝ができる女性でありたいなとしみじみ思いました。
 
(ハラカナエ/yummy!編集部)
 
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