時代は令和に移り変わり、もはや死語と化した言葉かもしれませんが、世の独身女性のことを「毒女(どくじょ)」と称することもあります。その裏には、「だから結婚できないんだよ!」というヤジが隠されているようです。
 
そういった風潮は和らいでいるものの、できれば「毒女」呼ばわりされたくないもの。
 
今回は、あらためて「毒女」について語りたいと思います。
 

毒女=負け組?

 

独身女であることを嘲笑う「毒女」という言葉なのですが、真意はそんなに単純なものではありません。
 
仕事もしかり、脱サラや趣味で人生の生きがいを見つけて輝いている独身女性たちを勝ち組とするならば、はたから見るとイタい言動が目立つ独身の女性を負け組としてディスられているのが「毒女」というカテゴライズ。
 
少々……いいえ、だいぶ癇に障る名称ですが、一般に広まるからには、それなりに世間からの承認を得られた言葉でもあるのです。
 
一般と言いましたが、毒女を日常で口にする、耳にする機会は、ほぼないでしょう。ネット上のテキストで語られることの多い言葉ですからそのはずです。
 
そのようにネット上でイジられる括りの女性とは、一体どういった生態なのか。詳しく見ていきましょう。

「毒女」のセルフチェック8つ

 

「毒女」か? 輝く独身女性か? はたから見れば歴然としているようですが、当人は客観的な判断が難しいものです。
 
1、他人には厳しく自分には甘い
他人に“愛あるダメ出し”をすることが自分の役目だと思っているけれど、いわゆるプライドが高く自分への指摘は内心では反省しても表面上は素直に受け入れられない。
 
2、男にだけは負けたくない
特に男性には上から目線の発言が基本。相手の痛いところをつつくことが得意で、気づけばやっぱり毒舌をぶちかましている。相手の至らぬ点にイライラする反面、指摘することでマウントをとり無意識に爽快感を得ている節がある。
 
3、惚れたら負けだと思う
恋愛においては、「惚れるよりも惚れさせる」をモットーにしている。年下男性にとって憧れの存在でいるために、自分磨きは怠らないイイ女。
 
4、自分基準を崩さない
自分と同じようにできない人間は、甘えがあると思っている。「あなたの年の頃にはね……」「わたしもできたんだから、大丈夫」が口癖のお局気質。
 
5、男を見る目がない
実は男性経験が多くはなく、情にほだされやすい一面を自覚している。だからこそ男性へのガードを固くしなければと身構えてしまう、キリっとした雰囲気を持つ。
 
6、努力は見せない
人知れず努力をしてきたが、その過程は絶対に見せない。たとえ水面下ではもがいていても、凛と泳ぐスワンのような生き様を目指している。
 
7、無愛想で上等
前向きな相談には乗るが、グチにはつきあわない。心にもないキレイごとやお世辞を言わない姿勢は、先輩・後輩に関わらず一貫する潔い女性。
 
8、無駄が何より嫌い
意味のない会話や、時間の無駄になる要領の悪さにはつきあえない。自分がやれば早いと思うことを“見守る”のは何よりも苦手。途中で口出しして最終的には美味しいところを持って行ってしまうこともしばしば。
 
こうして並べてみると、「毒女=強い女」のように思えます。見方によってはイジられるよりは、一時期は女性の憧れとして一世を風靡した女性像でもありますね。
 
確かに厳しい一面やちょっとキツい印象も持ち合わせていますが、なぜ彼女たちが毒女と呼ばれているのでしょう。

純粋さをこじらさせた「毒女」たち

 

「毒女」にカテゴライズされる女性たちには、まっすぐで一途な性格の持ち主が多いという共通項があります。
 
もしかしたら、その純粋さは幼い頃からずっと変わっていないのに、年齢を重ねるにつれてイジられるキャラになっていくのはなぜでしょう。
 
筆者が思うに、仕事でも恋愛でも、他人には負けない何かしら自信を持てる経験を積んできたことが大きく作用しているのではないかと。
 
自分の領域を持つプロフェッショナルは、どんな相手だろうと負けたくはないはず。ですから、人生において得意分野を見つけたとき、自分の経験が他人の努力よりも勝っていると思い込むことで、相手の気持ちやプライドを傷つけることに鈍感になってしまったからではないでしょうか。
 
毒女とされる女性はそもそも悪人ではないだけに、よろしくない点を指摘しづらく、何か気に障ることを言えば倍になって帰ってくることを周囲も知っています。気づいたときには自分でも引き返せないほどにこじらせていることがあるのでしょう。
 

素敵な独身女性をイメージしてみる

 

優しさの中に通った、一本の筋。穏やかさの中にある、消えない情熱。
 
人の心に響くのはそういったさりげない生き様であり、近づくものをえぐるような緊迫感ではありません。結婚したいと思う独身女性が毒女になり、結婚できない理由はそう言ったところにあるのでしょう。
 
うっかり「毒女」の域に足を踏み入れていないか? ときどきは自分の言動と共に、相手の反応を振り返ってみるとよいかもしれませんね。
 
(かぎあな/ライター)
 
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