夫の母親に「母の日」のプレゼントを贈るべきか悩みますよね。実の親には贈るけれど、義理の母親にまで贈るべきか困る人も。せっかくプレゼントを選んだのに、相手が喜んでくれないと悲しい気持ちになるもの。中にはせっかく選んだプレゼントにケチを付ける人もいます。母の日の嫁姑バトルのエピソードについて紹介します。
母の日に姑にプレゼントは贈る?
そもそも実の親ではなく、夫の親に母の日には贈り物をすべきなのでしょうか? 夫の大切な人だからこそ、母の日には何かプレゼントをする人もいれば、そうでない人も。母の日にまつわる嫁姑バトルについてまとめました。
プレゼントが転売された
「まだ結婚したての頃の話です。旦那の母親は、実の母親のように大切にしたいという想いから、母の日に贈り物をしたんです。着物が趣味ということもあって、着物に合いそうなちょっとした小物をプレゼントしました。義理の母のことを想像して、特注したんです。夫を通じて、大変喜んでくれたと聞きました。それからしばらくしてからのこと。フリマアプリにまったく同じものが高額で出品されていました。しかも腹ただしいのが、商品の説明文には“知り合いからまったく好みではないものをもらったため、出品します。値下げにも対応します”と書かれていたこと。腹が立りました。値下げ交渉した後に私が落札し、後日義理の母親に会った際、“先日、間違って出品されていたので、買い戻しておきましたよ”と渡しておきました。そのときに気まずい空気になったのは、言うまでもありません」( Yさん・37歳/事務)
心を込めた贈り物が転売されていたときの衝撃は大きいですよね。それを見逃すわけでもなく、買い戻してまた姑に渡すなんて、強気な態度すぎます。その後の嫁姑関係は悪化したそう。
怒りの電話がかかってきた
「母の日に姑に紺色のストールをプレゼントしました。姑はかなり細身で、クーラーがあたるとすぐに体調を崩すような人なんです。夏でも使えるように、薄手のものを選んだのですが、色が気に入らなかったらしく、プレゼントした直後に電話がかかってきました。暗い色だと顔映りが悪く見えるから、やめてほしいという内容の電話でした。色白肌の姑のためにシンプルなデザインの紺色のストールにしたのですが、良くなかったらしいです。私が一生懸命、選んだ気持ちなんてお構いなし。かなり切ない気持ちになりましたし、2時間も怒りの電話が続くなんて思ってもいませんでした」( Cさん・25歳/IT)
洋服や小物など、好みが分かれるものは贈らないのがベスト。一生懸命選んだものでも、相手が気に入らないのはよくあることです。それにしても、2時間もお説教されるのは長すぎますね。
「お金のほうが良かった」と言われた
「毎年、母の日には姑に贈り物をしています。姑の好きなものを調べて贈るようにしているんですが、あるときに姑にボソッと“お金のほうがいいのに”と言われました。確かに贈り物にはかなりの予算を注ぎ込んでいましたが…ハッキリ言われるなんて。ムキになってつい“義母さんは本当にお金が大好きですもんね”なんて売り言葉に買い言葉。その後は言い合いになって、関係が悪化しました」( Fさん・31歳/医療)
せっかく選んだプレゼントよりも、現金のほうがいいなんて、正直すぎるお姑さんもいるようです。心の中の声がつい漏れ出てしまったのかもしれませんが、できれば言葉に出さないでほしいもの。腹が立っても、喧嘩腰の言葉は発しないように注意しましょう。決して関係は良くはなりません。
親戚の前で文句を言われた
「姑には毎年、母の日に贈り物をしています。旦那にさりげなくリサーチしてもらって、姑のほしそうなものを贈っていました。親戚で集まったときのこと、私が毎年贈っている母の日のプレゼントの話になりました。姑が一言“毎年、センスが悪いのよ”って。親戚は冗談だと思って笑っていましたが、私は笑えずただショックでした」( Hさん・25歳/美容)
本人に直接文句を言われるだけでもショックなのに、親戚の前でさらし者のようになると、プライドが傷つきますよね。言い方やニュアンスによっても、周りへの伝わり方は変わるもの。どのような言い方なのかも注意しつつ、姑の気持ちを観察してみましょう。もし本当に迷惑な場合は、母の日に贈るべきかを検討すること。
大切な人の母親だから大事にしたいのに
旦那の母親だからこそ大切にしたいのに、すれ違いや勘違いで姑と揉めてしまうことも。大切な旦那の母親でも、所詮は赤の他人。意見の相違は気にしすぎず、適度な距離感を持って接しましょう。
(番長みるく/ライター)
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