姑が好きな嫁って果たしてこの世に存在するのでしょうか? 大抵の場合、嫁姑は仲が悪いと相場が決まっています。
佐々木小百合さん(仮名)も、姑との折り合いの悪さに苦労している女性のひとりでした。小百合さんは、過去、姑のいうことをなんでも聞いて、それでも文句を言われる日々を過ごしていたとか。
今回はそんな小百合さんが、形勢を逆転させたエピソードをご紹介していきます。
前編はこちら⇒万事文句を言う意地悪姑
目次
前編のあらすじ
夫の転勤で、夫の田舎である新潟に仕事をやめてついていった小百合さんは、姑と同居することに。同居を開始してみれば、これまで優しいと思っていた姑のいびりが開始。細かいお金の使い方をチェックされ、「お給料を持ってきてくれる人に感謝して、誠心誠意、家を綺麗にしないとダメ」とことあるごとに言われるようになってしまって…。
もう我慢できない!姑への復讐方法を調べまくる日々
次第に、姑の顔を見ることすら苦痛になっていきました。なんとかして姑に復讐したい、とネットをあさっては、「この復讐方法いいかも」と思ったりしていましたが、実際には実行にうつすことはありませんでした。
同居開始から半年後、私は再就職しようと決めました。簡単ではありませんでしたが、就職活動をし、奇跡的に大手企業に入社することができました。
お給料を持ってきてくれる人に感謝、ですよね?
共働きになってからは、家事は夫と分担しよう、と話し合いました。でも、実際は家に一日中いる姑が家事をしてくれることになりました。正直、家にひとり家事担当の人がいるととても助かりました。
でも、過去に受けた屈辱は消えることはありませんでした。
そこで私は、ルンバと食洗機など、家事の便利グッズをすべて押入れにしまいました。姑が、「あれ、どこいった?」と探しているのをみて、私は言いました。
「おかあさんは、あれ、使うの反対派でしたよね」と。さらに「お給料を持ってきてくれる人に感謝して、誠心誠意、家を綺麗にしないとダメっておっしゃってましたよね。今は夫と同じくらいの給料を稼いでいるので、私に感謝してくれるんですか? いずれ私の方が稼げるようになるので、そしたら夫より私に感謝して家事をしてくれるんですかね。ありがとうございます」と言ってしまいました。
姑は、顔を真っ赤にして黙ってしまいました。
仕返しはしても、姑への恨みは消えない
すごい嫌味だし性格が悪いと思いますが、やっと仕返しができて、ちょっとすっきりしました。ちょっとやりすぎたかな、と思い、すぐにルンバや食洗機はもとの位置に戻しましたが、姑は頑なに使おうとしません。もはや、意地になっているんだと思います。
その後、姑と私の関係が改善したか、と言われるとなんとも言えません。未だに、姑のことは大嫌いです。それに、味方してくれなかった夫にも絶望しました。「離婚」の二文字が頭に浮かんでいます。決断はもう少し先になりそうですが。
姑に小さな復讐をしていないと、やってられない
姑に復讐し、一時的にはスカッとしても、関係が続く限り、不快な気持ちは消えないようです。だとしても、やられたらちょっとはやりかえしたいですよね。姑にいびられて悩んでいる人は、自分ができる復讐方法を考えてみましょう。
(今来 今/ライター)
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