多くのひとはポジティブな格言を大切にしています。「他人と比べるべきではない」「ひとはひと、自分は自分」……。
しかし、このような言葉をいくら言われたところで、隣の芝生が青く見えることはあります。人間だもの。
そう、人間生きている以上、嫉妬や焦る気持ちを抑えることはできないのです。とくに、年齢を重ねてアラサーと言われる領域に突入してしまうと、結婚した友人が羨ましくて仕方ないという気持ちも……。
そこで今回は「既婚女性と比べて落ち込む瞬間」についてご紹介していきましょう。
結婚式に行ったとき
「友人の結婚式へ行ったのですが、幸せな雰囲気が逆に複雑な気持ちになった。ひとり暮らしの家に帰ってから、急激に虚しさが押し寄せてきましたね」(34歳/一般事務)
結婚式は幸せな気持ちになると同時に、自分がひとりである現実を突きつけられます。みんなに祝福される友人を見ると、「どこでこんなに差がついちゃったんだろう……?」と、思わず過去を振り返ってしまいますよね。帰り道で静かに涙する女性もいるようです。
友人に子どもができたとき
「私は、友人の結婚については何とも思わなかったんだけれども、友人に子どもができたと聞いたとき、ちょっと焦りましたね」(30歳/営業事務)
「親友の子どもを見たとき。かわいいなと思うと同時に、嫉妬で胸がザワザワしてしまった」(28歳/経理)
女性には出産のタイムリミットがあります。そのため子どもができた友人の人生が順調で、おめでたい反面、心のどこかで羨ましく思うのかもしれません。
それにお母さんになると、いままで以上にライフスタイルは変わります。「もう今までのように気軽には遊べないんだな」と感じ、切なくなるのでしょう。
自分より後に交際したカップルが結婚したとき
「私よりずっと後に交際したカップルが、1年半でゴールイン。『私はいままで何をしていたんだろう……』という気持ちになった」(29歳/接客)
彼氏がいるからといって、満たされるわけではありません。むしろパートナーがいるからこそ、結婚がズルズルと先延ばしになり、婚期を逃すこともあります。
こちらは時間をムダにしないためにも、彼に結婚願望があるのか、しっかり確認するべきでしょう。
友人のSNSの内容が変化したとき
「いままで一緒にパーティーやディナー写真をアップしていた友人が、手料理や子どもとの公園写真を載せるように。『もう生きている世界が違うんだな』と思いましたね」(33歳/OL)
結婚し、子どもができたことにより、興味の対象も異なっていきます。独身だった頃は一緒にハジけていた友人も、だんだん落ち着いた投稿をするように。
また、投稿だけではなく、いいね!やリツイート欄も既婚者向けのものばかりになり、複雑な気持ちに。そっとミュートをして、しばらく目につかないようにすることも……。
さいごに
どのエピソードも誰かが悪いわけではないのですが、既婚女性との生活の違いを感じてしまい、グサッとくることがあるようです。
「ライフスタイルが合わないな」と思ったら、無理せず距離を置くのものひとつの手段かもしれません。そのほうが心の安定をはかれるので、メンタルを一度落ち着けてから、婚活に励んだほうが意外とうまくいくかもしれません。
(和/ライター)
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