あなたは「専業主婦になりたい」と思ったことがありますか? あるならそれは、どんな時でしょう。
今回は、現代日本の「専業主婦」という職業について、考えていきます。
1.専業主婦になりたい理由
小さい頃からの夢だったり、家事や子供が好きで専業主婦になりたい方もいますよね。
しかし、そうではないのに「専業主婦になりたい」と考える方もいます。今、この考えは特別なことではないんです。
では、専業主婦という職業が好きではないのに、なりたいと考えるのには、どのような理由があるのでしょうか。
2.女性が働きにくい社会
例えば仕事に将来性を見いだせなかったり、自分に合った仕事が見つけられなかったりなど、仕事に行き詰まった時。いっそ専業主婦になって誰かに養ってもらいたいと考えたことはありませんか?
先日、世界経済フォーラム(WEF)から発表された最新のジェンダーギャップレポート(男女平等ランキング)で、注目すべき結果がありました。
参加国149カ国中、総合ランキングで日本は110位でしたが、「政治の権限(Political empowerment)」の項目だけを見てみると、日本は125位。日本の政治では、女性の力が圧倒的に弱いことが分かります。
国を代表する政治家たちの中ですら、女性が働きにくいのに、一般社会で女性が働きやすい訳がありませんよね。仕事に行き詰まって社会から離れたくなっても、何もおかしくはありません。