結婚したい、と漠然と考えているのに、結婚できない理由とはなんでしょうか? 今回は結婚したいのにできない男女が増えている理由について解説いたします。

したいのに結婚できない男女が増えている理由1 結婚がマストではなくなった


昔の男女は、ほぼ100パーセント結婚できていました。現代では結婚できないだろうと思われるようなコミュニケーション能力が低かったり経済的に問題があったりする男女でも、なんだかんだツガイになっていたのです。なぜそんな現象が起きていたかというと、結婚しなければ生きていけない社会だったからです。

かつて、男性は「早く所帯を持って一人前になれ」と言われていました。結婚しなければ出世に影響がある会社も珍しくなかったのです。それに、男女雇用機会均等法前は、女性がひとりで自活していくのは無理ゲーでした。どれだけ優秀な女性でも、男性の稼ぎがないと貧困に陥ってしまっていたのです。結婚は「いつかしたいな」というものではなく、「結婚OR社会的な死・貧困」という時代だったのです。

現代では、「早く所帯を持って一人前になれ」と言う人が現れたら、「は?」と感じる人も多いでしょう。結婚することは個人の自由だと考えられています。ルンバなどの機器の登場によって家事も驚くほど楽になっているので、家事要因として主婦を探す必要もなくなりました。女性側にも、(まだまだ男女で不公平な賃金格差が存在するとはいえ)自活する経済力がつきはじめました。

そうなると、自然と結婚はしてもしなくてもどちらでもいいものになります。そのため、「いつかしたい。でも結婚しなくても生活できるから、ベストな人が現れるまで結論を先延ばししたい」という心理が働くのです。

「今すぐしなくてもいい。もっといい人が現れるかも」という気持ちが、結婚したいのになかなかできない男女を生み出しています。


したいのに結婚できない男女が増えている理由2 非正規雇用の男性の増加


実際には圧倒的に共働き家庭が多い現代においても、男性は一家の大黒柱だと認識している人は少なくありません。そのため、非正規雇用の男性は一家を養うことができず、結婚相手にはふさわしくないと考えられがちです。

非正規雇用の男性が増加しているということは、結婚相手として認識できる男性の絶対数が減っているということなのです。

さいごに


今回は、結婚したいのにできない男女が増えている理由について解説しました。

ひとつには、結婚がマストではなくなった、ということが挙げられます。かつては、ある一定の年齢になったら、必ず結婚しなければならないような社会的要請がありました。現代では風向きは変わってきています。結婚はしてもしなくてもいい、という選択の自由が生まれたのです。

ただ、現代は過渡期のため、「皆がしているのだから結婚しないと」と焦ってしまう女性も少なくありません。そういった女性は、周りを見渡して結婚に値する普通に稼げる男性の少なさを嘆いたりもします。

しかし、いくら嘆いても現状は変わりません。現代は幸い、多様な選択肢があります。稼げる男性がいないならば、自分が稼げる方法を考えられます。理想の結婚相手がいなければ、妥協する必要はなく、一人でも幸せに生きていくことができるのです。

選択肢が多い時代だからこそ迷いますが、幸せになるためには、自分で悩んで、選んでいく必要があるのです。

(今来 今/ライター)

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