結婚願望がある女性は多いと思いますが、実際に結婚準備をしている女性はいらっしゃいますか?
結婚に必要なものは様々ありますが、その中でも重要なのは「貯蓄」ではないでしょうか。
男性の収入も気になるけど、貯蓄額も気になりますよね。
そこで、人には聞けない「貯蓄額」についてデータを集めてみたところ、衝撃の事実が発覚してしまいました……!
独身男性の貯蓄額の現実に絶句
結婚するためには収入も安定させて、結婚費用を貯蓄して……。
結婚願望だけではどうにもならない現実があります。
そこで、実際に独身男性の「貯蓄がいくらあるか」が気になりますよね。
東京スター銀行が貯蓄に関するこんな調査を行っていました。
●結婚する時に、相手に望む貯蓄高
女性が男性に望むのは「100万円〜300万円」が最多の25%
男性が女性に望むのは「100万円以下」が最多の20%
●独身時代の貯蓄高
女性が「100万〜200万」が最多の18%
男性が「貯蓄ナシ」が最多の20%(え〜!)
(平成23年 東京スター銀行|男女の金銭感覚調査(全国の20〜40代男女 1275サンプル)より)
男性が貯蓄をしない理由には「結婚したら自由にお金を使えなくなるから今のうちに使う」「働いているからいずれ何とかなる」があげられています。
「貯蓄ナシ」が最多だったことにショックを隠せませんが、これが現実というものなのでしょう。
貯蓄がゼロだなんて、結婚しようと思っていない男性が増えているということなのでしょうか?
結婚したい男性は8割いる!
いいえ、違います。貯蓄ゼロでも結婚したくないと考えているわけではないことが以下の調査でわかってきました。
内閣府の調査では、20歳〜39歳の未婚男性の8割以上が「いつか結婚したい」と思っているものの、結婚しない要因を56.8%の人が「経済的に生活できるか不安」であるとあげています。
(平成22年度 内閣府|国民生活に関する調査より)
男性側の本音は、「自分に貯金がないから相手にも望めない」と相手の貯蓄はあてにせず、そして「いつか貯金を作って結婚したいけど、今は貯金をするつもりはない」と思っていることが、未婚率の上昇に繋がっているようなのです。
実際に結婚にかかる費用は500万円〜600万円が相場と言われています。
今流行りの簡素な結婚式(30万円ほど)に節約したとしても、そのあとの当面の生活費、出産や養育費などを考えれば、貯蓄がなければ不安ですよね。
女性が「私が養っていく!」とプロポーズする時代?
実は、総務省の調査によれば、日本では2009年から「30歳未満の女性の所得が男性の所得を上回る」という「逆転現象」が起きています。
“婚活”という言葉の産みの親であるジャーナリストの白河桃子さんは、昨年「記事の向こう側」というコラムで「男性が妻子を養う時代は終わった」と宣言しています。
日本でも、結婚してからも共働きを続ける夫婦が増えていますが、これからはますます女性の経済力が結婚率の上昇に繋がっていきそうです。
モテる女の第一条件が「稼ぎのある女性」、になっていく可能性も大。
「私があなたを養っていくから、一生私についてきて!」とプロポーズする女性が増えてくるかもしれませんね。
Wrriten by 谷村典子
Photo by UggBoy UggGirl
●結婚について深く考えさせられる!「ダークな結婚の名言5選」
●若さと美貌に頼らず「お金持ちの男と結婚する方法」
●高収入ホストとの結婚で幸せは掴める?