結婚や出産には様々な不安がつきまとうものですよね。
そのなかのひとつとして、その後ちゃんと仕事が続けられのかどうかを不安に思っている人が多いはずです。
たとえば出産に関して考えてみると、産休や育休がきちんと制度として認められている企業は日本にはそこまで多いとは思えません。
しかし、そのなかでも結婚後や出産後も変わりなく仕事を続けている女性がいるのも事実。果たして、彼女らにはどのような特徴があるのか? 今回は考えていきたいと思います。
目次
実際のデータを見てみると
株式会社マイナビは、働く女性のための総合情報サイト『マイナビウーマン』の会員である未婚の20代女性466人を対象に、「女性の働き方に関する調査」を実施しました。
その結果、76.7%が「結婚後も仕事を続けたい」(絶対続けたい18.3%+できれば続けたい58.4%)と回答。「出産後も仕事を続けたい」は63.4%(絶対続けたい10.6%+できれば続けたい52.8%)。
しかしその一方、「仕事をしながら出産・育児することが不安だ」と答えた女性は92.5%と9割以上となりました。
実際に、6割の女性が出産で退社しているという現実から見ても、自分が子育てしながら本当に働き続けることができるのか、不安に思う女性が多いのはうなずけますね。
結婚・出産後も仕事を続けられる女性の特徴とは?
では、女性が仕事を続けるには何が必要なのでしょう?
・周囲の助けがある
・夫の理解がある
・仕事が好き
よくこれが最低条件と言われますが、実際に働き続けている周囲の女性たちを調査すると、彼女たち自身の性格的な共通点が浮かび上がってきました。その特徴をご紹介します。
その1:健康である
何をするにも身体が資本。健康に自信のない人は、仕事と家庭の両立はちょっと難しいかもしれません。
その2:優先順位をつけて、短時間に集中して物事をすすめられる
仕事と家庭を両立するうえで一番求められるのがこの能力。決まった時間内にてきぱき用事を済ませ、時間がきたら完成していなくても「やめる」。これが簡単そうで意外と難しいのです。
その3:何事にもがんばりすぎず100%を求めない
仕事、家事、子育てすべてをひとりで背負いこみ、すべてを100%こなすのは「不可能」です。
家が散らかっていても気にしない、人に頼ったり人に任せることができるという要素も大切。
ちょっとでも散らかっていたら気になる、完璧主義、潔癖主義、人に頼むのが苦手な人は、仕事と家庭を両立するのは大変なストレスになってしまうかもしれません。
その4:暇や退屈が苦手で、外に出るのが好き
こういうタイプの人に暇を与えると、外でどんどんお金を使ってしまいますから、仕事を持っていたほうがストレスはたまりにくいはずです。
その5:ファッションやトレンドに敏感
ずっとおしゃれでありたい人は、仕事をして多くの人と接し、自分のセンスを磨くことが上手です。
その6:趣味や目的など、やりたいことがある
仕事や家庭でうまくいかずつまずいたとき、目的がないと乗り越えられないかもしれません。
ストレスを発散できる趣味ややりたいことがあれば、少々の困難には立ち向かえるはずです。
大事なのは環境ではなく「性質」
いかがでしょうか? 女性が働き続けられるかどうかのポイントは、その女性のおかれた「環境」だけでなく、その女性自身の「性質」によるところが大きいでしょう。働き続けることでストレスがたまるようだと、長続きするのは難しいのかもしれません。
自分が仕事を続けるかどうかの選択に困ったら、参考にしてみてくださいね。
(yummy!編集部)
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