SMAPの草なぎ剛が主役を務めるドラマ「独身貴族」(フジテレビ)がスタートし、すでに第2話が放送されました。
いまや日本の30〜34歳男性の未婚率は47%を突破し、20代後半女性の未婚率は60%と、独身者が増殖し続けています。
結婚したいと婚活に励みつつ、上手くいかずに不安を抱えたり、そもそも結婚することが幸せなのかと悩み、悶々としている結婚難民女子の心に深く突き刺さったドラマ「独身貴族」のセリフを紹介します。
一生独身の決意固まるかも?心に突き刺さる台詞
●その1:一生独身か家政婦か
北川景子が演じる春野ゆきがプロポーズを受けるも、その場にはなぜか相手方の家族が同席。
相手の母親に「お掃除してもらうの助かるわ〜」と言われるなど、結婚後は親と同居して家政婦扱いになることが発覚したときのセリフ。
「ごめんなさい。こんなへルパーなら一生独身で構いません」
○本当は一生独身なんて嫌だけど、家政婦はもっとイヤですよね。
「でも、幸せな結婚生活なんて本当にあるんだろうか……」と、自分の未来図を見失いそうになりました。
●その2:結婚しない男のホンネ
草なぎ剛が演じる守は、父の代から続く映画制作会社の社長。金銭的にも余裕があり、美食と高級ファッションと映画を愛する独身貴族、守のセリフ。
「女性と暮らすなんて苦行でしかないんです。だから僕には結婚する必要はないんです」
○婚活パーティーや合コンに行くも、いまいちパッとしない男性ばかりと思っていましたが、「条件の良い男性は、わざわざ結婚を選択する必要を感じていないんだ……」と、婚活疲れにトドメを刺されたセリフでした。
●その3:主婦の年収
恋愛も仕事も上手くいかず、預金通帳の残高が3万しかないゆきに、親友の沙織が言ったセリフ。
「ねぇ知ってる? 主婦の仕事の内容を年収に変えたら1280万になるんだって」
○もう子どもではないので、結婚したら家事や育児に追われ大変だということは理解できているつもりでいました。
しかし、「年収1280万」とリアルな数字を提示されると、「結婚って……」と考えさせられてしまいます。
●その4:男性の結婚観
叔母の指示で、配給会社の会長令嬢とお見合いしたときの守のセリフ。
「ひとりが楽。干渉されたくない。結婚するくらいなら切腹する方がマシです」
○「ひとりが楽」だと思う気持ちも良く理解できますが、「ふたりでいる幸せ」もあるのではないでしょうか。
「こんな男がいるから結婚難民女子が増えちゃうんだよ!!」と、テレビ画面に向かって思わず叫んでしまいそうなワンシーンでした。
●その5:親孝行
脚本家になる夢を叶えるため上京するも、5年間芽が出ることもなく、16作品連続落選のゆき。
足が悪いゆきの母親から電話で「また次頑張ればいいべさ」と励まされたときのセリフ。
「やっぱし、うちさ帰って手伝う」
○年老いて行く両親を目の当たりにすると、「早く身を固めて、安心させてあげたい」「孫の顔を見せてあげたい」と思わずにはいられないんですよね……。
しかし、一生独身を貫くのであればなおさら親のそばにいてあげたいとも考えてしまいます。
独身貴族のホンネに学べ
「あぁ……この気持ち分かる(涙)」と、思わず胸を締め付けられてしまった結婚難民女子も、たくさんいたと思います。
しかし、結婚している女性を羨ましがり、「今年こそは!」と、やみくもに婚活をしても幸せは掴めないかもしれません。
独身者のリアルな声に耳を傾けつつ、いま一度、自分が求める結婚観や人生設計を見つめ直してみるのも良いかもしれませんよ。
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Written by ハラカナエ
Photo by 独身貴族公式HP - フジテレビ