国税調査によると、35〜39歳の未婚女性が5年後に結婚できていた割合は、たったの2%という結果が出ているそうです。
さらに40歳を過ぎるとその割合は0.5%と、絶望的な数値になるのだとか……。
アラサーになり、焦りを感じ始めて婚活をするも、良い縁に恵まれず気が付いたら30半ばになってしまった女性も多いと思いますが、まだあきらめてはいけません!
結婚確率2%を打破し、「ニート婚」をした女性のエピソードを紹介します。
理想を下げろ!意外と幸せなニート婚のススメ
「ニート婚」とは、言葉通りニートと結婚するということ。
職がないニート男性であっても、彼に生活力があれば以外と生きていける……そう考え、家庭的で一生を共にするには理想的なニート男性と結婚する女性が多いのだそうです。
実際にニート婚をした女性に、どんな生活を送っているのかリサーチしてみました。
●その1:跡継ぎとしての意識が開花
「実家のサクランボ農家をたまに手伝っては、親からおこづかいをもらっていたニートの彼。父親のケガにより、いきなり跡を継ぐことに。ノウハウもまだまだだし、誰もが存続は難しいと思っていましたが、サクランボ狩りツアーを旅行会社に売り込んだり、HPを作ってネット販売したりと、驚異的に売り上げを伸ばして行った彼。私にも協力して欲しいとプロポーズされ、いまでは夫婦でサクランボ御殿を建てるのが夢です」(35歳/農業)
●その2:夢を追って大成功!?
「芸大を卒業している彼の夢は陶芸作家。30過ぎても親から仕送りをしてもらっている甲斐性なしです。そんな彼が『いくつか作品が売れたので、この資金でアトリエを作りたい。結婚しよう!』と言い出し、親の大反対のなか、半ばやけくそで結婚しました。しかしアトリエができると、近所のマダムが作品を買いに来るようになり、いまではマダム相手に陶芸教室も開催。芸は身を助けるって、本当ですね」(39歳/自営業)
●その3:彼女を追いかけた先の幸せ
「アトピーが酷い彼。人前に出るのも苦手で、やっと就職した会社を辞めたと聞き、別れを決意。同棲を解消して実家に帰ったら、数日後彼が追いかけてきたんです。地味な作業が向いていたようで、もくもくと私の実家の畑仕事を手伝い、無農薬野菜を作ることに喜びを見出したようすの彼。気が付くとアトピーもなくなっていてビックリ! 今年、うちの農家に婿養子として来てくれ、両親は大喜びです」(36歳/農業)
●その4:ニートでも手に職
「大工の仕事を辞め、祖父の介護に専念していた彼。祖父が亡くなったのをきっかけに、古い祖父の家を自力でオシャレな古民家に改築。すると『作品を展示したい』と言うガラス作家の方が現れ、貸しギャラリーにすることに。祖父の残してくれた家は広く、庭も美しいので、もうすぐカフェスペースをオープンする予定です。趣味のお菓子作りが、こんなところで活かせるなんて嬉しいです。カフェが軌道に乗れば結婚する予定です」(37歳/自営業)
「生活力」という原石が隠れているニート婚
職ナシのニートだからといって、早々に縁を切り捨ててはいけません。
このように、誰も狙わないニートにこそ、光る原石が隠れている可能性があるかもしれないのです。
35歳以上の婚活女性の皆さま、結婚確率2%のなかでも幸せを掴みたいのであれば、生活力のあるニート男性も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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Written by ハラカナエ
Photo by MH photography