みなさん、婚活していますか? 最近、この婚活ブームに便乗した婚活詐欺が横行しています。婚活市場の拡大に伴ってその手口もどんどん巧妙に。つぎに騙されるのはあなたかも!? 
結婚を焦っている女性が釣られがちな手口と、その被害例をご紹介します。
 

その1:婚活サイトに偽装した出会い系サイト

 
ある婚活サイトに登録した筆者の友人(29歳/販売業)。登録する際に、身分証明書の提示を求められたり、結婚の条件を細かく設定しなければいけなかったそうですが、その分「ちゃんとしている婚活サイトだな」と安心したそうです。
 
男性に自己紹介メールを送ってみると、返ってくるのは「かわいいね。会いに行きたいな。でも、最近車が事故って、すぐお金が必要だから10万振り込んでくれないかな」というような、お金が絡むものばかり。しかも、男性のプロフィール画像をクリックしただけで3万円の「サイト利用料」を請求されたといいます。
 
不信に思い、ネットで評判を調べてみると、そこは悪質サイトだったそうです……。男性会員だと思っていたメールはすべて自動返信だったらしく、機械との会話に時間とお金を使っていたなんて、とショックを受けていました。
 
ほかにも、婚活サイトに登録すると、エロ系サイトにも自動的に登録されるなど、悪質な手口が消費者センターに報告されています。かつて悪質な出会い系サイトを運営していた業者が、「まじめな出会い」などとサイトの表面だけを変えて婚活サイトに鞍替えする事例が増えているそう。
 
今まで出会い系サイトを使用したことがなかったという、まじめな女性たちが騙されてしまうようです。
 

その2:お見合いパーティのサクラ

 
ネットだけでなく、お見合いパーティーの「サクラ」もよく聞きます。
 
お見合いパーティーに初参加した友人(26歳/会社員)。勝手がわからず、隅のほうでカクテルをすすっていると、派手めな若い女性が近付いてきて、「もしかして○○さんの紹介ですか? タダ飯食べれるっていうから来たけどー、つまんないですよねー」と声をかけてきたそうです。困惑していると、「あれ? サクラじゃないですか?」と……。聞いてみたところ、「ここのパーティは女の3割、男の1割はサクラ」なんだそうです。
 
本気で結婚を考えているひとにとっては、時間の無駄になってしまいかねないサクラは迷惑極まりない! ですが、あるネットの書き込みでは、婚活パーティーで出会ったひとと結婚したサクラもいるんだそうです。パーティーのサクラも人間ですから、実際会ってみると心が動くのかも。
 

その3:口のうまいやつに気をつけろ!

 
婚活マニアの友人から聞いた話です。
ある女性(30歳/会社員)が結婚相談所が主催するお見合いパーティーに出席。自称資産家で、馬主でもあり、競走馬を何頭も保有しているという36歳の男性に出会ったそう。「はやく結婚したいね」という言葉や、式場を予約するなどの行動に女性はすっかり彼を信用したそうです。
 
1カ月後ほどたったある日、「今、どうしても欲しい馬がいるんだけど、ちょっと足りないから貸して」と言われ、結婚資金にと貯金していた300万を彼に渡しました。その後、音信不通になり、JRAに電話をしても、「そんな馬主は登録されていない」と言われてしまい、そこではじめて詐欺だと気づいたそう。
 
しかし、「お金を貸したのに音信不通になった」というのは、相手が意図的にお金を持ち逃げしようとしたことを立証できないかぎり、詐欺罪と認められるのは難しいのが現状です。
 
この話は、なかば都市伝説のように婚活女子のあいだでささやかれているんだとか。
 

その4:親心を利用する卑劣な手口!

 
婚活をしていますが、なかなかうまくいかない友人(33歳/講師)。そんな彼女を見かねて彼女の親は、親同士が代理でお見合いをする「代理婚活」をはじめたそうです。
 
本人の知らないところで、親は高額な入会金や活動費などを支払わされたそうです。後から聞いた友人は「怪しい」と思い、その代理お見合い会社に連絡しましたが、時すでに遅し。そのときにはもう会社の実体がなくなっていたそうです。
 
ある弁護士事務所によると、家に押しかけて、契約の意思を見せるまで解放しないという悪徳会社もあるようなので、あなただけではなく親御さんも注意が必要です。
 

婚活は冷静な心で!

 
このような「婚活詐欺」の被害が、国民生活センターにも多数報告されており、注意を呼びかけています。
 
かの有名な木嶋佳苗の場合、家庭的なイメージを演出して結婚を匂わせ、学費と偽り、複数の男性たちから総額1億7000万円もの金銭を騙しとりました。最終的には、被害者の男性3人を殺害するという悲惨な事件にまで発展。
 
「結婚したい」という純粋な気持ちを利用した婚活詐欺。悲しい思いをしないためにも、彼らの手口を知っておきましょう。「怪しいな?」と思ったら、一度冷静になって考えてみてはいかがでしょうか。
 
Written by かーねこばーん
Photo by chantel beam photography
 
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