1月27日は『求婚の日』です。
明治16年のこの日に、中尾勝三郎という人物が生涯の伴侶を求めるため、新聞に求婚広告を出しました。これが日本の新聞紙史上初めての求婚広告ということで、求婚の日として制定されたそうです。
求婚といえばロマンチックなものであるはずが、世界にはロマンチックとはほど遠い、驚きの求婚の形が存在しました。

 

マジですか!?世界の求婚事情アレコレ

 

サプライズなし。指輪なし。酔っ払ってプロポーズ。男性から最低なプロポーズを受けたことがあるという女性もいると思いますが、これから紹介する世界の驚きの求婚方法を知れば、普通にプロポーズされただけでも幸せと感じるかもしれません。

●その1:キルギスの誘拐婚
中央アジアの北東部にある国キルギスでは、男性から女性への求婚方法が“誘拐”であるケースが存在するようです。
もちろん誘拐は犯罪なのですが、女性からプロポーズを断られたり、家族に結婚を急かされたりした男性が、最後の手段として女性を誘拐して強引に結婚を迫るという慣習があり、警察なども家族間の問題として介入することはほとんどないのだとか。
女性も最初は抵抗するものの、この国では一度異性の家に入ると純潔が失われたとみなされ、そこから出て行くことは恥とされるため、最終的には誘拐された女性の8割は結婚に応じるのだそうです。

●その2:ブータンの夜這い婚
“幸せの国”ブータンでは、一部の地域で“夜這い”による求婚の風習がいまなお残っているそうです。
意中の女性の家に夜這いに行った男性が、朝まで女性といることができたら結婚が成立。朝を迎える前に女性から追い出されたり、逆に男性が帰ってしまったりしたら結婚は不成立というものだそうです。
日本では考えられないことですが、小さな村社会では村人同士が知り合いであり、誰か分からない人が突然家に夜這いしに来るというものではなく、事前に予告があったりする場合もあって、ひとつの求婚の形として、いまも残っている文化のようです。

●その3:インドで流行する求婚広告
ヒンズー教にまつわる身分制度『カースト制』が色濃く残るインドでは、徐々に恋愛結婚も増えてきてはいるものの、カースト制に基づいた相手と結婚する、いわゆる“お見合い結婚”が主流だそうです。とはいえ、日本人が考えるお見合いとは違い、本人の意志とは関係なく親が決めるものであり、結婚式当日に初めて相手と対面するということもザラなのだとか。
さらに、『ダウリー制度』と呼ばれる、花嫁側から花婿側に対して贈る持参金制度があり、持参金が少ないことを理由に嫁ぎ先でイジメられるケースや、殺されてしまったケースもあるのだとか。
こうしたことから、インドの新聞の日曜版にはたくさんの求婚広告が載せられ、カーストなどを単位とするコミュニティー毎に分類された募集広告のなかから、より良い花嫁や花婿を探すのが盛んなのだそうです。

 

軽んじられるプロポーズ?

 

日本では最近、「できちゃった婚」が増えた影響で、なりゆきで結婚する形がプロポーズなしにつながっており、プロポーズが軽んじられている傾向にあるようです。
宗教や古くからの慣習にとらわれない限り、自由恋愛の末の結婚であるならば、女性はプロポーズにロマンチックなものを期待したいですよね?
ちなみに、日本で最初に求婚広告を新聞に出した中尾勝三郎さんは、応募してきた19歳の女性とめでたく結婚できたそうです。

 

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Written by カタタク
Photo by The Wedding Traveler

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