2019年4月より、テレビ東京での実写ドラマ化が決まった、よしながふみ氏の原作漫画「きのう何食べた?」(講談社『モーニング』連載中)。
 
ゲイのカップルを主人公として、「生活と料理」を描くこの作品の魅力を、今回は作品の大ファンである筆者が紹介していきます。
 

1.魅力的な登場人物、いろいろな“人生”

 
「きのう何食べた?」には、美容師で明るい性格のケンジと、弁護士で倹約家のシロさん、このカップルを中心に、人間味あふれるキャラクターが多数登場します。
 
この作品はフィクションですが、エッセイのようなリアリティがあります。読み進めていると、登場人物たちの人生をちょっとだけ垣間見ている気分になるんです。
 
人生ですから良いこともあれば、悪いこともあります。
出産や不妊治療、浮気や不倫、結婚や離婚など、いろいろな話があります。
 
しかしどんな深刻なテーマにも、さらっとした絶妙な距離感があり、問題に対してのはっきりした答えは、必ずしも描かれません。
 
「どこん家(ち)もみんな何かしらはあるって事だ(7巻58ページ)」とシロさんが言っているように、どんな人にも「何かしら」はあって、それが登場人物たちの魅力をより高めているんです。
 
そして誰もが人生で欠かせないもの、それが料理です。「きのう何食べた?」では、毎話、登場人物たちが必ず料理をします。

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