好みのタイプって、人それぞれです。
男性の場合「髪が綺麗な人がいい」ってふんわかした理想しか言わない人もいれば、「巨乳で美人じゃないと」と現金なことを言う奴もいます。
人それぞれ好みは違うわけですが、中にはあんまり異性に条件を求めないタイプも。
それが「好きになった人がタイプになるね」って言っちゃう男性たちです。
実は筆者もこの手の人間で、まず自分がどっかしらのタイミングで好きになるまで、相手のことをあんまり女性として意識しないってことが多かったんですよね。
もちろん、単純に一目惚れすることもたまにありましたが……。
でも基本的には、あんまり彼女に求める条件ってものがないんです。
ルックスも、そこまで美人じゃなくていいし、体型にもこだわらないし、バストサイズもどうでもいいです。
「好きになった人がタイプ」ってどういう意味?
男性がしばしば口にする「好きになった人がタイプになるんだよ」って、そもそもどういった意味があるのか。
これをいち男性の立場から説明すると、とても単純です。
要はこだわりが薄いんですね。
普段から強烈に「俺はこういう女性と付き合いたい」みたいな願望を持たないというだけのことだと思うんです。
何と言うか、「たまたま良い巡り合わせがあったらそこで恋人になれるといいよね」ぐらいの気持ちというか。
あとは「相手に色々条件を付けるほど、自分がモテるわけでもないし」みたいな謙遜も、そこにはあります。
謙遜があるからあんまり貪欲にならないということですね。
それに、理想ばっかり追っていると、そのうちに理想に縛られて視野が狭くなってしまいますし。
世の中、色んな女性がいますから、様々な女性と仲良くなって、そうやって恋に落ちるほうが、絶対得だと、僕なんかは考えるわけです。
「好きになった人がタイプ」と公言する男性って、大体内面は僕と同じなんじゃないでしょうか。
異性にこだわりがない男性たちの意見を見てみよう!
で、ですね。
好きになった人のことがタイプになっちゃう男性って、僕の周りにも結構いまして。
ちょっと先日、LINEとかTwitterで「そもそもなぜ好きになった人がタイプなのか」という根底に関わる質問を投げかけてみました。
数人からは返信があったので、ちょっと以下に引用のもと、紹介させていただきます。
「自分を好きになってくれる人を好きになりたいので、あんまり普段から好みのタイプについての理想を追求しないようにしてる」
「よっぽどのブスでさえなければ、みんな可愛いのですぐ好きになります」
「あんまりモテないので、優しくされただけで好きになるという性格になっちゃったけど、その結果色んな人がタイプになって得している」
こんな具合で、あまり異性に特定のこだわりがなく、ふんわかとした感じで「好きになった人がタイプ」と認識してしまう男性らの声にも、いくつかパターンがあることが分かりました。
女性なら大抵好きになるっていう大味な意見もあれば、モテないから結果として色んな女性がタイプになってしまったという悲しい意見も。
どれも当人にとってはこれが真実でしょう。
おわりに
傾向として、「好きになった人がタイプになっちゃう」って男性は、それまでの恋愛観やら自分の置かれてきた恋愛環境がかなり影響を及ぼしている様子です。
言い方はアレですが、あんまり理想の恋愛が出来てなかったって男性が、こういうある種消極的なパートナー選びをするようになるっていうか。
極端な話、物凄い好みの美人を見ても「どうせ俺なんて」と思って、自制をかけて好きにならないようにする、みたいな。
その反面広い視野で女性を受け入れる余地を設けたような節があるんじゃないかって、自分を振り返っても思うところです。
なので女性からすれば「好きになった人がタイプ」って言ってる男性は、落としやすさで言えばかなり容易いんじゃないでしょうか。
確たる理想がないわけですから、ルックスに依存せずに攻略出来そうだとは感じられるところです。
(ライター/松本ミゾレ)
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