「今日、こんなラーメン食べたんだ(写真付き)。美味しかった」「部下のミスを自分がフォローすることになった。大変だけど頑張る」など、付き合っているわけでもないのに逐一報告してくる男性っていますよね。
なぜ、彼らは俺通信を付き合ってもいない女性に送ってくるのでしょうか?
今回は、ついついLINEで俺通信してしまう男性心理を解説していきます。
俺通信ケース1 悲しいことがあった、と報告してくる男性心理
犬が病気になった、激務でほとんど家に帰れていない、スポーツをしていて体を痛めてしまった、など、悲しいことがあったことを報告してくる男性っていますよね。なぜ、そんなことを付き合ってもいないのに報告してくるのでしょうか?
それは、同情して、よしよしと頭を撫でて欲しいからです。本当に頭を撫でるという意味ではなく、心配して、心理的な頭よしよしを求めているのです。彼らが求めているのは同情や励ましです。
男のくせに女々しい、と思っていませんか? それはとても酷なことです。男性は、女性に比べて、男のくせに泣いてはダメとかしっかり働かなくてはだめというプレッシャーにさらされています。そのため、弱音を外で出しにくいと感じている男性も多いのです。
ですから、その弱みは、あなたにだけ見せている可能性があります。彼のことが好きならば、彼の話にノッて、大変だったね、と慰めてあげましょう。
ですが、これが上司など権力関係であなたより上の立場の人や取引先の人からで、かつ、あなたが彼に対し恋愛感情が全くない場合は、ある意味、こういったLINEはパワハラすれすれの行為です。適当にいなすか無視して、距離感のおかしいLINEがエスカレートしたときのことも考えて、証拠としてスクショをとっておきましょう。
権力関係があるからといって、好きでもない相手を「大変でしたね」といたわり、無料キャバ嬢に徹する必要は、まったくありません。
俺通信ケース2 嬉しいことがあった、と報告してくる男性心理
昇進した、賞がもらえた、新車が納車された、など嬉しいことを報告してくる男性もいます。
本当に嬉しいビックニュースの場合、誰かれ構わずに送付しているパターンもありますし、いいところを好きな子に見せたい、という思いで自慢している場合もあります。
あなたが彼のことが好きならば、嬉しいことをシェアしてもらえることに何の問題もないでしょう。
問題は、興味のない人だけど上下関係やしがらみがあるために無下にはできない、という場合です。そういった場合、よけいなサービス精神を出してはいけません。最低限の完結な返事をしましょう。
たとえば、おめでとうございます、だけを返信しましょう。相手が調子にのったLINEをさらに送りつけてくるようであれば、たとえば上司からのLINEならさらに上の上司に相談する、などして対応しましょう。
LINEで距離感がおかしくなっている人は多い
LINEは、まるで二人きりの個室のような親密さをかもし出します。
そのため、そんなに仲良くなかったり、仕事上の付き合いだけだったりする人でも、距離感がおかしくなってしまうケースがあります。親しくないのに、LINEで俺通信を日々送りつけてくる男性がいた場合には、無視するなどして、距離感を思い出させてあげましょう。
好きな男性から俺通信が送られてきている場合は…なんの問題もないですよね。あなたも彼の俺通信が楽しみなはずです。
(今来 今/ライター)
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