彼氏はできるけど長続きしない、そんな女性からのお悩みは結構な頻度で耳にします。長続きしないことが良いか悪いかは別として、彼氏ができるという点では、男性に不自由しているイメージはあまりないというのが正直なところです。
 
では、彼女たちがなぜ彼氏と長続きしないのか?いくつか仮説を立てて考察してみました。
 

単純に飽きやすい

 

筆者の経験上、男性と会うとすぐに「好きーっ!」「かっこいいっ」「なんかいいね、雰囲気」などと男性を持ち上げる言葉を安易に発する人に、良い恋愛が長続きしていた記憶がありません。
 
これは一例ですが、男性の前だと男性に煽られてついついノリよくしてしまう人は、たとえその場でいい雰囲気になって、後日付き合うことになったとしても、恋愛が長続きしない要素をはらんでいます。
 
どういうことかと言えば、好きになる、またはそうならないまでも「いいかな」と思うまでに、圧倒的に時間が足りていないのです。飲み会や合コンなどは2~3時間がいいところ。店を変えるカラオケに行く、家飲みしてそのまま寝るなどしても、ほとんどの場合は半日程度しか過ごしたことになりません。
 
その程度の時間しか過ごしていないならば、その場のノリによるところが大きいと言えるでしょう。ですから、相手のことをじっくりと観察したり、本当に自信をもって「あなたのここが好き」と言えるポイントを見つけているわけではないと言えます。
 
男性側もたとえその場の雰囲気に流された軽いノリであっても、好きだと言われるといい気になってしまうもの。その後、何度か会ううちにお互いの魅力に気づければよいですが、流れで付き合ってしまうと、相手のどこを好きになったのか、お互いにわからないまま解散してしまうパターンが多いように思います。
 
相手の良さを見つける前に、短期間で恋愛の勘違いから覚めてしまうので、相手の男性や過去の元彼に興味を示すこともなく、また新たに長続きしない恋愛を探してしまうことになるのでしょう。
 

彼氏は友達の延長

 

友達のようなカップルに憧れを抱く人も決して少なくはないと思われます。仲良しカップルの動画再生数は多かったり、人気が出てメディア露出するカップルも多いようです。
 
ただ、“恋人だけど友達みたい”と“友達の延長で付き合う”のとでは、意味合いが違うように思えます。元々友達だった人同士が恋人として交際を始めると後者の関係になりがちです。
 
だからと言って、友達から恋人になると恋愛が長続きしない、というわけでもありません。ここで言いたいのは、彼氏が他の男友達と同列に並んでしまっている場合です。
 
彼氏からすれば、他の男友達と一緒にされては我慢ならないでしょう。それでは、付き合っているという事実さえ危ぶまれます。彼氏がいるにもかかわらず、男友達と遊ぶ回数が多かったり、最悪の場合「害がないから」という理由で、男性と二人きりで遊ぶ人もいるようです。
 
「男友達=友達」であって、異性だという認識が薄い人もいるでしょう。ですが、男友達もれっきとした男性です。彼氏からすればどれだけ仲がよかろうと、歴史が深かろうと、何の危険もなかろうと、気持ちの悪いものでしょう。
 
男友達と遊ぶから自分との時間が取れないとなればなおのことです。
 
また、友達と遊ぶ回数が少なくなると友達側から「彼氏ができてから付き合いが悪くなった」などと、仲間内で言いふらして楽しむ人も出てきますが、そういう人は無視して、自分の幸せを考えたほうが、本当に幸せを喜んでくれる友達と良好な付き合いができるというものです。

彼氏にパパの役割を求める

 

彼氏は優しくて、なんでも言うこと聞いてくれて、行きたい場所とかやりたいことも全部叶えようとしてくれる。そんな、リアルパパのような役割を押し付けてしまうと、もはや対等な立場での恋愛ではなくなります。
 
そうすると、「俺は君のお父さんじゃないよ」と、彼氏から彼女に対して変わってくれるようにと願いを込めて厳しい言葉が飛んでくるようになります。これをただの文句やお説教と勘違いしてしまう女性は、恋愛が長続きしない一つの要因を抱えていることになるでしょう。
 
何から何まで面倒をみてもらおう。そんな意識はないにせよ、実際に彼氏の視点で見てみると、彼女の“おもり”をしなくてはいけないという恋人として交際しているはずなのに、恋人とは別の役割を「やらされている感」が出てきてしまいます。
 
そうなると彼氏としても「いったい何やってんだろ」や「もしかして振り回されてるんじゃ」といった、彼女に対するネガティブなイメージが湧いてきてしまいます。彼女の目が覚めない限りは、彼氏側から去っていく未来が想像に難くありません。
 
パパ好きの女性は特に、彼氏に父親のような頼りがいをそのまま求めてはいけません。父親は娘を守ったり幸せにしたりといった使命感を持っている場合がほとんどだと思います。彼氏が彼女に向ける愛情はそういった父親から向けられる愛情とは違い、対等な立場であることが前提です。
 
父親の前では甘え切ることもよいでしょうけれど、彼氏に同じことをすれば「自分の求めている関係じゃない」と背を向けられたり、無理やり我慢させてしまい、いつか爆発して別れにつながったり。恋愛が長続きしない人は、彼氏に彼氏以外の役割を演じさせてしまうのでしょう。
 

彼氏は与えてくれるだけの存在

 

仕事終わりに彼氏が迎えに来てくれたり、休日には朝ご飯を作ってくれたり、彼氏の優しさや愛ゆえの行動力に甘え切ってしまう女性がいます。
 
よくお説教される言葉で「当たり前じゃないんだよ」という素晴らしいフレーズがあります。恋愛が長続きしない人は相手から特別な愛情をもらっているにも関わらず、それをもらって当然のような振る舞いをしてしまうのではないでしょうか。
 
わがまま女子が第三者から諭されて「そんなの、わかってるよ!」と癇癪(かんしゃく)を起こす、こちらもよく聞くフレーズです。「彼氏がやってくれるんだからいいじゃん」「仕方なくない?」と、自分が甘えてしまうのは彼氏のせいだと、責任転嫁するのもよく見受けられる光景です。
 
この根底に、“彼氏は自分のことが好き”という固定概念や、そこから生まれる安心感があるのではないでしょうか。もしくは、彼氏がずっと好きでいてくれないと不安で仕方がない、だから献身的な彼氏の姿を見て安心感を得ているのかもしれません。
 
幸せを当たり前に感じすぎると、相手に求めることばかりうまくなり、与えることを忘れがちです。
 
また、不安がるばかりで自信がない、こういったタイプだと、自分が彼女として彼氏に与えているものが何なのかを知らない人が多いような気がします。得てして、彼氏からすれば可愛いところが満載なのです。
 
彼氏からの「好き」や「幸福感」を受け取るばかりで、彼女側からのリアクションが乏しい、またはどんなに彼氏が頑張っても「どうせ私は」といったネガティブ思考が続くようだと彼氏の心は離れていくのも当然でしょう。
 
彼氏から幸せをもらうだけではなく、自分で幸せを作り出せる彼女にならない限りは、長続きしない恋愛が続くのも頷けます。
 

彼氏に期待していない

 

彼氏とはノリで付き合ったし、優しくして欲しいとかはもちろんあるけれど、普段楽しく遊べれば別にそれ以上のことは特に望まない。そういったスタンスで彼氏とお付き合いしていると、お互いに“物足りなさ”を感じるはずです。
 
お互いに干渉し合わない、自由なカップルに多いように思いますが、相手に対して過度の期待をしないという恋愛スタンスです。
 
悪いこととは思えませんが、これがお互いに意思疎通がとれていないカップルだと、期待しないどころか、お互いに本命はいるけれど異性との交遊は“男友達”や“女友達”という名目で遊びたい放題。男友達が浮気相手になったり、浮気相手が男友達の一人になったり、およそ恋人がいる男女ならしてはいけないことですが、流されて落ちていくこともあり得るでしょう。
 
そこまで悪い方向にいかなくとも、そもそも、二人が付き合っている意味って何なの?……そういう疑問が湧いてくるでしょう。
 
この後は、「他に好きな人ができた」ですとか、「やっぱり友達でいよう」とか、「俺のこと好きじゃないでしょ?」といった別れ話に。付き合って数ヵ月なら傷が浅いので、このことの重大さをあまり認識できません。だからこそ、何度も長続きしない恋愛を繰り返すのでしょう。
 
これが、年齢を重ねると大きな問題に発展しやすいのです。数年付き合った末に「ごめん結婚は考えられない」など、お互いに一緒にいる未来を選択しない結果が待っているかもしれません。長続きしない恋愛に慣れてしまうと、結婚を視野に入れた瞬間にこういった事態に直面したり、焦りすぎて急に重たくなったりします。
 
“相手に期待しない”ということは、そういうことなのでしょう。
 

彼氏はただのステータス

 

周囲の友達がみんな彼氏持ちで、自分だけに彼氏がいない。そんなマウントとられまくりの友達関係は嫌なはず。普段から恋バナは多めの女性陣ですから、一人だけその輪に話入れないなんて地獄そのもの。
 
そうすると、自分に不足する要素を補うために、とりあえず友達が紹介してくれた男性と飲みに行ってみることになります。相手の男性には、好きとかそんな感情はないけれど、マイナスポイントがないのなら、とりあえず愛想よくしておく。そうすると、相手の男性も彼女が欲しいフリーの男性ですから、まんざらでもない反応を見せます。
 
こうなると、即席カップルの出来上がりです。
 
女性側は友達にマウントをとられ続けるのも嫌で、もちろん彼氏もできたらできたでいいなと思っていたので、一石二鳥なわけです。 
彼氏側はそんな思惑があるなどつゆしらず。自分のことを気に入ってくれて付き合ってくれたと思うはずです。それなのに、初めこそイチャイチャしてくれた彼女は「付き合いあるし」「断れないし」と言って、友達との飲み会に頻繁に行くように。
 
初めは、思惑通りに彼氏ができて、普通に恋人生活を満喫していた彼女も、仕事で忙しくて相手にされなかったり、彼氏が自分以外の女性と仲良くしていたり、少しでも彼氏の気持ちを疑ってもよい要素を手にすると、「あれ、なんか違うな」とその瞬間に思い出すのです。
 
「この人、別に好きじゃないし。なんで一緒にいるんだろう?」
 
これです。単なるステータスとして、友達の紹介で簡単に仲良くなった男性と安易に付き合うと、こういったことになりがちです。

恋人と思っていない

 

そもそも恋人だという意識が低いカップルは、別れの道をたどるのも早いのではないでしょうか。むしろ「恋人とは何か」「友達との違い」が想像できてないカップルとでもいうべきでしょうか。
 
付き合えば恋人だと誰もがわかることですが、では恋人になったら「恋人じゃない時と何が違うの?」という謎の質問を投げかけてくるような人は、お互いのことを恋人同士と認識できていないのかもしれません。
 
交際前から、いわゆる恋人たちがするキスやハグなどを当たり前にしている関係、もしくは一夜を共にすることも既に済ませていると、何が違うのかわからないのも当然でしょう。
 
好きという感情はもちろんありますし、恋愛をしていることには変わりません。ただ、“付き合う”ということに重きを置いていないので、どこからが恋人としての境界線なのかもあやふや。「ウチらって付き合ってる?」というセリフが出るようだと、まさしく恋人だと思っていない証拠です。
 
ですから、こういったカップルの場合は“別れる”ということもあまり意識しないでしょうし、長続きしない恋愛というよりも、恋愛関係だったかも曖昧なまま、次の恋人と恋に落ちるパターンになるのではないでしょうか。
 

さいごに

 

恋愛が長続きしないと悩む時は、恋愛を長続きさせようとする努力が必要です。でも、自分がどんなに努力をしても、相手が取り合ってくれなければそれも不毛です。
 
ですから、長続きする恋愛を望むなら、お互いに好きになった相手と付き合うことが大切です。自分の気持ちも整理がつかないまま、付き合ってから好きになるパターンを信じて、毎回同じことを繰り返していると、短命の恋愛で終わってしまうことが多くなり、クセがついてしまいます。
 
どうでもいい相手と恋愛が長続きしてもいいことはありません。そこから抜け出すには、お互いに好きだと思えるまでは、告白されても付き合わないことをお勧めします。また、好きな人にすぐに告白したり、お酒の勢いでドサクサに紛れて、キスしたり身体の関係を持ったりすることはお勧めしません。
 
両思いになれそうな相手との出会い、それをいかに育てるかにかかっているような気がします。
 
(yummy!編集部)
 
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