「お金に振り回されるのがイヤ」と多くの人が考えるでしょう。
しかし、生きる上でお金は欠かせないもの。
「お金なんてどうでもいい」と悟りを開くのは難しいですよね。
恋愛もお金のトラブルがきっかけで破局になることも。
今回は金の切れ目が縁の切れ目になったエピソードを紹介します。
彼氏への援助を止めたら
元カレと付き合い始めたのはまだ彼が大学生のとき。
彼はとある試験に向けて勉強をしている最中でした。
それはかなりの難関の試験だったので、学業とバイトと試験勉強に大忙しです。
そんな彼を支えてあげたいと思いました。
わたしは働いていたので、彼の負担を軽減するために金銭面の援助をすることにしたんです。
わたしがサポートして彼は勉強だけに打ち込める環境になりました。
「試験に合格したら、何倍にして返すから」って彼が言ってくれて、本当に嬉しかったです。
でも努力が実らず、彼は試験に不合格になりました。
「合格するまで頑張る」と彼は大学を卒業しても試験勉強を続けると宣言したんです。
それは彼の生き方だから構いませんが、学生のときならまだしも、合格するまでお金を援助するわけにはいきません。
わたしもそんなに余裕があるわけではありませんから。
「応援するけど、お金はもうサポートできないよ」と彼に伝えました。
その言葉を聞いて彼は「中途半端で見捨てるのか!」と逆ギレ。
それからほどなくして彼から別れてほしいと言われて破局。
彼にとって、わたしは金づるでしかなかったみたいです(Mさん・25歳/サービス)
爆買いをしていたら
わたしはストレスが溜まるとほしいものを爆買いして、憂さ晴らしするクセがあります。
よくない行為だとはわかっているけど、どうしても止められません。
同年代よりは収入はあるほうでしたけど、カードの支払いで毎月お金はほとんど残っていませんでした。
当時の彼氏もわたしの行動に呆れていましたが、それでも「高収入だし大丈夫だろう」と思っていたようです。
わたし自身も「どうにかなる」とあまり重く受け止めていませんでした。
でも限界は訪れました。
収入で払える限度以上にカードの請求がくるようになったんです。
貯金も底をついてしまって、どうしようもなくなって彼氏に相談しました。
でもわたしの支払いの実態を知った彼氏はドン引き。
「買い物するのは勝手だけど、自分は付き合いきれない」ってフラレてしまいました。
そう思うのも当たり前ですよね。
いまは仕事のあとに、割の良いバイトをして、なんとか支払いをしています(Oさん・26歳/金融関係)
お金を出してもらって当たり前になったら
会社経営をしている男性とお付き合いしていたときの話です。
デートをすれば交通費から食事まで全部彼が出してくれるのが当たり前。
ほしいものがあれば買ってもらえるし、わたしはお金を使わないどころかプラスになって帰るような状態でした。
「まるでお姫さまみたい」とあまりの贅沢な交際に驚きました。
でも人間って怖いもので、だんだん慣れていくんですよね。
「デートでお金を使わないのは当たり前」
「プレゼントは当たり前」
なんて傲慢な考えになっていきました。
調子に乗ったわたしは「車買って」と当たり前のように彼氏に要求したんです。
そうしたら彼は「なんか勘違いしているよね」「買ってもらって当たり前じゃないから」とお説教モードに。
「お前とは付き合えない」と別れを告げられました。
たしかに「お金出してもらって当たり前」になっていた自分が悪いと思います。
でも気を引くためにお金を利用した彼もどうなんでしょうか。
少しモヤモヤが残っていますね(Kさん・29歳/モデル)
まとめ
お金の問題はナイーブなもの。
愛し合う恋人同士でもお金のトラブルが発生すれば関係にヒビが入るのは珍しくありません。
お金に振り回されると「金の切れ目が縁の切れ目」になることもあります。
それを防ぐには、お互いが節度を持ってお金と向き合うことが大切です。
(大船くじら/ライター)
■結婚するならやっぱりお金持ち!「将来のお金持ち男性」を見分ける方法とは?
■やっぱりお金は大事!結婚後もお金に困らない男性の見つけ方
■【結婚前の大切な話】「お金」で破局しない為に知っておくべき事