謙虚と言えば聞こえはいいですが、自己評価が低い女性は、その性格から男性に鬱陶しいと思われることもあります。
自信過剰が良いという訳ではありませんし、謙虚な方が日本人好みではあるものの、過ぎたるは何とやらで、自己評価が低過ぎてそれが言動に表れていたら、かなり面倒くさい女性なのです。
ついつい「自分なんて」と思いがちな自己評価の低い女性、男性と接するときのお作法から、自己評価が低いことを短所ではなく長所にしちゃいましょう。
ネガティブ発言を控えて!
自己評価が低い女性は、卑下し、自己憐憫に陥りがちです。
これは男性にとって「鬱陶しい」「面倒くさい」と思われる原因なので、まずは、卑下する言葉、自己憐憫の言葉を口にしないことから始めてみましょう。
「私なんて」とか「どうせ」とか「こうなったのは私がこういう人間だから」など、思ってしまうのは仕方ないにしても、それを口に出してしまうと面倒くささが100倍増してしまうのでNGです。
慰めの言葉欲しさが見え見えで、いかんせん聞かされた方も楽しい気持ちはしません。
どう答えるべきかと相手を悩ませてしまうぐらいなら、自分の中だけに留めておくのが吉。
多くの女性は、そんな気持ちを共感して欲しい、優しい言葉をかけて欲しい、答えが欲しい訳じゃなく聞いて欲しい、そばに寄り添って欲しいなどと思うかもしれませんが、「欲しい、欲しい」と望むばかりの人は、筆者が見聞する分には、恋愛でも夫婦生活でも、大抵上手くいかないものです。
余程相手が大人でないとこんな甘えん坊で身勝手な人にはついていけませんので、性格はすぐには変わらないかもしれませんし、一生変わらないかもしれませんが、口にしないようにするだけで、恋は良い方向に向かいますよ。
男性の気持ちを疑わない
自己評価が低い女性は、その性格からつい男性の気持ちを疑ってしまいがちです。
自己評価うんぬん関係なく、これは多くの女性に言えることかもしれませんが、特に相手がいい男であればあるほど、「なんで私なんかと?」「他にいい女性が」「どうせ遊びでしょ」などと思って気持ちを疑い、気持ちを試すようなことをした経験あなたにもあるのではないでしょうか。
男性からみてみれば、気持ちを疑われるのは寂しいことで、試されてもいい気持ちはしません。
多少思う分には可愛いですが、何度も何度も言われれば、面倒くさいと思ってしまいます。中には、付き合っているにもかかわらず、何度もこんなことを言ってくる女性もいますから、自己評価が低い女性は気を付けましょう。
当たり前ですが、全てにおいて自分の評価と他人の評価は違います。
となれば、自分で下した自己評価と他人が下す自分への評価も違うということ。
自己評価がいくら低くても、他人が低く思っているとは言えませんので、自分の尺度だけで物事を見て判断してしまっていると、自己評価が低いというより、そんなあなたの自分本位な思考回路に、男性は嫌気がさすかもしれませんよ。
素直な気持ちで男性と接する
自己評価が低いそんな女性を好きな男性もいますが、謙虚を通り越し自己評価の低さからひねくれてしまうと恋は上手くいかないので、自己評価が低い女性は少しだけ素直になれるように頑張ってみましょう。
例えば、褒められた時、自己評価が低い女性は素直に喜べないことが多いです。謙虚で謙遜しているようにも見えるので関係が浅いなら問題ありませんが、自己評価が低い女性は、深い関係の相手にも同じ態度をしがちで素直になれない傾向が強いです。
褒められても「ありがとう」と素直に思えないようでは、楽しい恋はできません。
自己評価が低ければ、なかなか心から「ありがとう」とは思えないかもしれませんし、素直になれない気持ちもわかりますが、100%の気持ちじゃなくても、条件反射的に褒められたら素直に受け止めて、「ありがとう」と伝えてみましょう。
気持ちが変わらなくても、習慣や態度を変えれば、自然と気持ちにも変化が生まれるのではないでしょうか。
さいごに
自己評価が低いと、不安な気持ちになると思います。
その不安が努力に繋がれば、自己評価が低くても意識がポジティブな方向に向いているので、自己評価の低さも長所と言えるのではないでしょうか。
自己評価の低い女性は、評価は低くても意識は前向きになるよう心がけてみると恋も楽しくなると思いますよ。
(瀬戸 樹/ライター)
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