高校生の恋愛。
思い出すだけで甘酸っぱく、幸せな気持ちになれますよね。
大人になってもそんな恋がしたい……と思っていても、周りを見てみると「そんな気持ちで恋愛なんてできるわけないじゃん!」といった調子。
じゃあ、具体的に高校生までの恋愛と大人の恋愛って、なにが違うんでしょう?
大真面目に分析した結果をお伝えします!
目次
恋をするために恋をする高校生の恋
早い人では幼稚園の頃からする、高校生までの恋愛って、基本的にはとても純粋なものです。
好きになった子がいる、好きになった人ともっと一緒にいたい、自分もその子から好かれたい。
そんな気持ちだけで成り立ってしまう恋愛と言えます。
あるいは、恋をしている人を見て「自分も誰かを好きになって、幸せを感じてみたい!」という思いから、恋愛対象として許容できる男性に対して好意を抱き始める……。
そんな恋愛の始まりもあるでしょう。
恋人とだけする「特別なこと」への興味も子どもの恋愛目的
中学生、高校生くらいの恋愛には、もう一つ特徴があります。それが、セックス。
年齢的に、二次性徴によって「男らしさ」「女らしさ」が増す頃。性欲も湧き始める人が多くいます。
セックスへの純粋な興味がありつつも、「セックスをする」ことがお付き合いの目的。
高校生までの恋愛は、そんな一面もあるのかもしれません。
セックスと恋愛の関係は、大人の恋愛では少し変わってきます。
セックスは「当たり前」大人の恋愛はちょっと複雑?
大人が特定の人とお付き合いをするとき、セックスは「相手を恋愛対象として見られるかどうか?」の一要素となることが多くあります。
「付き合う前に身体の相性を確かめたい!」というタイプの人は、まさにそうですね。
こうも言えるでしょう。
「彼氏がセックス下手で、それ以外の条件はいいんだけど、結婚どうしようか悩んでる」
「相手を決めるのに身体の相性は捨てた」
などの言葉を見ても、セックスをするのは恋人同士の営みのひとつであるととらえられていそうですよね。
大人の恋愛においては、セックスをすることは前提条件。
その上で、たとえば趣味が合うか、金銭感覚は違いすぎないか、一緒にいて楽しいか、などをすり合わせていくパターンが多いです。
結婚は考えられないけど付き合ってる・別れられないのも大人の恋だから
ひとつ前の項でお話ししたのとは逆に、身体の相性がいいからこそお付き合いしている、ダメンズだけど離れられない、というパターンももちろんあります。
将来結婚したいと思っている人は別にいるけど、セックスフレンドとして最適だから……
とはいえ、身体の関係だけと割り切れる人とそうでない人がいます。
身体の関係だけ、と思っていたのに気づいたら恋をしていた、ということ。
このパターンも、セックスをするために恋をしている高校生の恋愛とは違う、大人の恋愛と言えそうです。
結婚を考えているかどうかも恋愛に影響
ここまでの話にもちらほらと出てきた「結婚」というワード。これも子どもの恋愛と大人の恋愛を分けるひとつのポイントですよね。
ただ「好き!」と言っていても成り立つ高校生の恋愛と違い、性格の相性や収入・仕事、家事に対する考え方など、自然と意識してしまうものですし、そういった「条件」を満たしていないと、結婚以前にお付き合いが破綻してしまいます。
大人の恋愛って、結構複雑な事情が絡まっているものなんですね。
純粋な恋愛を楽しみつつ、したたかに相手の条件を見つめる。大人の恋愛で疲れることがあるのは、そのためかもしれませんね。
(廣瀬伶/ライター)
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