こんにちは。沙木貴咲です。20代も半ばに入れば、中間管理職として役職に就く女性が出てきます。また、管理職に就かなくても仕事が忙しく、定時に帰ることが珍しい人もいるはず。
忙しい男性に対して、女性は「仕事ができる」「有能」と好印象を抱く場合が多いですが、忙しい女性に対して、男性はどんなイメージを抱くんでしょうか?
オトコの本音を掘り下げてみます!
キャリアウーマン志向?
「部長や社長から気に入られている女性は、会社から期待されていると思うし、本人ものし上がっていきたいタイプなんだと思う。男っぽいよね」(27歳・男性・サービス業)
いつも忙しくしている人は、仕事ができるから業務も多岐にわたるものです。ビジネススキルが高く、キビキビと動く姿は、「デキる女」そのもので、男性と張り合うように見えるのかもしれません。
本人に出世欲や上昇志向がなくても、傍目にはそう見えてしまうのでしょう。
「出世したいと思ってなければ、管理職なんかならないでしょ。恋よりも仕事というタイプなんじゃないの?」(33歳・男性・営業)
女性の本音がどうだったとしても、仕事ができると“恋愛<仕事”というタイプに決めつけられてしまうようです。
ただ、本当にキャリア志向であれば、「恋もしたいけど、仕事が大事」というスタンスを、あまり説明をしなくても察してもらえるはず。筆者の昔の同僚に「彼氏は欲しいけれど、平日は忙しいから会うなら土日に限定したい」という女性がいました。彼女のようなタイプは、男性のイメージ通りということでしょう。
隙がなく、取っつきにくい
「いつも忙しくしている人は、殺伐としているので近寄りがたい。顔がキレイな女性だと、余計にキツく見えてしまう」(39歳・男性・総務)
「自分より仕事ができるんじゃないかと思うと、なかなか恋愛対象には見られない」(31歳・男性・エンジニア)
忙しいと余裕がなくなるのは当然のこと。そのため、彼女候補にはならない可能性も高まってしまうようです。
いつも分刻みのスケジュールで動いているとか、毎日何かしら納期があるという女性は、仕事中はつねに神経が尖っているのでしょうが、「それでも女性として意識されたい」と思うなら、笑顔や柔らかな物腰を心がけると良いかもしれません。
忙しくてかわいそう
「いつもアクセサリーが同じとか、髪留めが同じとか、朝にちゃんと選んでいる余裕がないんだろうなと思います。基本的におしゃれな人だと、なんだかかわいそうに見えてくる」(25歳・男性・販売)
「休憩中に魂が抜けたような顔をしているのを見ると、忙しいことに充実しているわけではないんだなと感じる。自分が望んで忙しくなっているわけではないのなら、かわいそう」(32歳・男性・経理)
女性のキャリア志向はすすんでいるものの、全体の半数くらいはやっぱり適度な仕事をマイペースにこなしたいと思っているはず。みんなが管理職に就きたいわけでもないでしょうし、忙しさにうんざりしている女性もいるのでは?
そういうタイプの本音をちゃんと汲んでくれている男性もいるようです。同僚や上司にいたなら、何かとサポートしてもらえるかもしれません。
さいごに
自分から望んで忙しくなっている女性は、「キャリア志向だけど、それでも構わない男性に好かれたい」と思うはずですし、仕事だから仕方なく忙しさを受け入れている女性は、「キャリアウーマンになりたいわけじゃない!」と心の中で訴えているはず。
自分のスタンスに応じて、本音を周囲の男性にさりげなく汲んでもらえるよう工夫すれば、仕事と恋のバランスが取れるんじゃないでしょうか?
忙しくてなかなか彼氏ができない……という人は特に、身近な男性が自分をどう見ているかを正しく把握すると、恋の可能性を探ることができるに違いありません。
(沙木貴咲/ライター)
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