彼氏に連絡したのに返信がなく……追撃するようにメッセージを連投して自爆したことありますか? 私はあります、沙木貴咲です。
 
20代の頃は、彼氏に構ってもらうことで満足していたというウザさ満点の女だったので、そんなことは日常茶飯事でした。だからこそ今思うのです。彼氏に対しては「期待しない・言動を深掘りしない・現実だけを見て妄想しないこと」が大事だと。
 

恋の不安の90%は自分で作っている

 

私はメンがへラっていたこともあり、20代のころは恋愛に依存して彼氏にまとわりつく典型的な「かまってちゃん」でした。
 
それを察してか、当時の彼氏は同棲はもちろん、お泊りデートにもあまり積極的ではなかったように記憶しています。
 
「彼といつも一緒にいたい」「離れていてもメールでつながっていたい」という私に、彼は少なからず呆れたでしょうし、重苦しさも感じたでしょう。
 
少しでも連絡が途絶えると、電話をかけまくったり留守電を入れたりしたので、もはやホラーかと。我ながら恐ろしく感じます。
 
そんな私は、付き合っている間じゅう、つねに不安にさいなまれていました。
 
そして、当時の不安のほとんどは、危険で自分勝手な思考から生まれていたと思っています。
 
はい、恋の不安はすべて自分で作り出していたのです。

裏切られたくないなら期待しない

 

たとえば、私は昔「付き合っているなら、できるだけ一緒にいるのが普通」と思い込んでいました。彼氏にもそう考えてほしかったし、実際に求めていたでしょう。
 
だから、たとえば彼氏から「男友達と遊びに行くから休日は会えない」と言われると、自分より男友達を優先させられたことにショックを覚えて、まるで裏切られたように感じました。
 
「私は見捨てられた……」と卑屈になっていたのですが、彼氏としてはそんなこともなく。
 
私が勝手にいつも一緒にいることを期待したから、裏切られたように錯覚しただけだったのです。
 
恋人同士だからいつも一緒なんてルールはどこにもありません。自分で作って彼氏に押し付け、それに従うことに期待していたから、思いどおりにならないと不安になっていただけ。
 
実に不毛にメンタルを消費していたと、今なら思えます。そして、付き合っているのなら、恋人関係を築いていることにシンプルに満足と安心を得るべきだったとも反省しています。
 
かつての私に限らず、好きな人に一方的な期待を寄せて自爆するパターンは少なくありません。
 
「彼のためにこれだけ尽くしたのだから、相応の想いを返してくれるはず」というのも、同等の不毛な期待といえるのではないでしょうか。
 

彼の言動を過剰に深掘りしない

 

私は彼氏に浮気されたことがあり、浮気する彼氏も確かに悪いのですが……彼の浮気の原因を自分で作っていたとも自覚しています。
 
それは、「疑わしきは罰せず」を実行できなかったから。少しでも疑問を感じたら、彼がウンザリするまで追求し続けていたのです。
 
たとえば、前夜に飲み会に行っていた彼氏に様子を聞いた時、目を合わせなかったというだけで浮気を疑い、しつこく質問を続けるとか。
 
浮気をしていないのにやたらと追求されたら、たとえ彼女でも嫌気がさしてしまうのは当たり前。よその女になびいても仕方なかったでしょう。
 
また、見慣れない洋服やシャンプーに対して、「どこの女と買いに行った?」「誰か彼の部屋に泊まっていった?」と疑い出すのは、立派な妄想癖だっただろうと。
 
彼氏から「友達にもらった服」「新商品を試したくて」と説明されても信じないとなると、もはや恋人関係が破たんしているのではないかと、今の私は呆れるのです。
 
たとえ疑わしいことがあっても怪しい証拠がハッキリ出ない限りは、彼を犯罪者扱いしないこと。
 
彼氏の言葉は素直に信用するべきだけど、それができないならもう別れた方が幸せかもしれません。
 

現実だけを見て妄想しない

 

彼氏にメッセージを送って、すぐに返信がないというのはよくある話。仕事や移動中であれば、即チェックできない場合だって多々あります。

 
でも、かつての私はそんな状況になると、「別の女と会っているんじゃないか」とありもしない妄想をしていました。
 
明らかに二股をかけられて悩んでいた時期もありましたが、どう考えても仕事中でしかないところに浮気を疑われたら、彼氏もカチンときていたはず。怒りを通り越して、白けていたかもしれません。
 
20代はメンタルが不安定だっただけに、妄想しがちで被害者意識が強かったとはいえ、現実を無視した妄想は自爆行為としかいえないでしょう。
 
現実だけを見て冷静に判断すれば不安にならないのに、なぜおかしな妄想をするのか……?
 
私は二股や浮気のほか、お金を取られる、DVなどを経験したために、男性を信用するより先に疑うクセがついていました。
 
「いつも私だけ割を食っている」と思うような彼氏とは、別れた方がいいに決まっています。
 
ダメ彼氏とわかっていても離れられなかったからこそ、不安を自作したのだろうし、不幸に浸るしかなかったのです。

恋愛はすべて自己責任

 

恋をして幸せになれるかどうかは自分次第。
 
「彼を好きになれば幸せになれる」ではなく、「彼と一緒に幸せを作っていく」という意識がないと、やっぱりダメだと思います。
 
とくに問題のない彼氏とちゃんと付き合っているのに不安ばかり……というのは、自分のスタンスや思考を変える必要があります。
 
また、つねに疑わしく被害者意識を刺激されるような彼氏であれば、自分を変えるより別れた方が幸せになれるはず。
 
不安にならない恋の仕方はあるのです。そして、不安とは無縁の相手選びも同じくらい大切だといえます。
 
(ライター/沙木貴咲)
 
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