全ての男は、「ネズミを捕まえてきたとき、よくやったねと頭を撫でてもらいたいネコ」と一緒のようなものである。
男の人は、身近な女性から褒められること、立てられることが好きというよりも、それで自分の存在を維持しているようなところがある。
ほんとは男というのは女よりもはるかに気弱でガラス細工のような脆さを抱えているのだが、それをおくびにも出さず、虚勢を張って生きていかなくてはならない宿命だから、自分を維持していくのは、そりゃ大変。

 

男にとっての「母親」

 

極論すれば、すべての男はマザコンであり、最愛の母親から
「あなたはエラい子、強い子。どんなときもあなたが一番よ。
私のかわいい坊やちゃん。」
そう言われながら育てられたことの呪縛から逃れられずにいる。

母親の元を巣立った後はその代替を彼女、もしくは、妻に求めるようなところが男にはあるのだ。
異性である母親から絶賛される心地よさから、ほとんどすべての男は逃れられずに大人になる。
いや、もっと。その呪縛というか、中毒症状から一生逃れられないのが男なのである。

不思議なことに成功を収めた強大な男ほどその傾向が強いように思う。

 

男が離れられない女って

 

もう、おわかりでしょう。
男は自分を認めてくれる女、口先だけでなく心から褒めてくれる女、
そして自分の成功を自分以上に喜んでくれる女から離れられなくなるのである。

しかし、私たち女だって人間である。
自分のことで手一杯なのに、いちいち人のことを褒め、人の成功をわがことのように喜ぶのは、大変骨の折れることである。
いつの間にか気がついてみると、或いは虫の居所が悪かったりすると、「ふ〜ん、それでどうしたの?そんなの当たり前じゃん。〇〇くんなんてもっとすごいよ。」
なんてついつい言ってしまうのである。
多少、虫の居所が悪かろうと、幾つになろうと、自分を褒めることしかしなかった母親と今目の前にいる自分の彼女を男はついつい比べてしまうのである。
挙句の果て、「こっちの水はああまいぞ〜。」と新しく自分を目一杯盛り立ててくれる女のほうに心を向けてしまうのである。

そんなわけで、褒めることを全然しない女を、いくら美人でいい女であろうと、「手放したくない」と男は思わないのである。そう、世の中はそんな甘くない。

だから、「いつもあなたが一番よ」と思えるくらい、その男に惚れている必要があるのだ。褒めて、褒めて、褒めつくして、その歯車がうまくかみ合っているうちは、おそらく男は、この女だけは放したくないと思うだろう。

勿論、あとは肌合いがあうとか、相手を信頼できるとか、基本的な条件が整っていることは言うまでもないのだけれど……。

 

もうひとつ。男のしっぽは「ガッチリ」つかまないこと

 

もうひとつ、この女だけは手放したくないと思われたければ、くれぐれも「しっぽの根本をがっちりつかむ」のはやめておこう。
ただし、そんな中でも「しっぽの先だけは手離してはいけい」ということは心しておいてね。
しっぽの先さえも離して、自由放任にしてしまうと男は糸の切れたタコのようになり、
いずれあなたの視界から消えてしまうだろう。
「そうか、オレはあいつに必要とされていないんだな。」
男はそんなふうに悟るのである。
もしも、目の前の男と別れたければ、相手にそう思われるくらい好き勝手させてなんにも文句を言わないことである。

一方で、女よりずっと根が浮気性な男は、四六時中捕まえられている感じがとても嫌いである。
モテる男なら100%そうであると断言してもいい。
先っぽはしっかりつかまれているけど、ある程度可動性がある状態が男は最も心地よいのである。
そんなわけで、あなたがそのくらい大人の了見で、カレと接することができるならば、きっとあなたはカレにとって放しがたい存在になれるはずだ。

南美希子の恋愛計算式「ワタシ+」

 

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南美希子プロフィール

 


南 美希子
司会者、エッセイスト。
東京生まれ。
元祖女子アナ。
聖心女子大学3年生のときアナウンサー試験に合格。
テレビ朝日のアナウンサーを経て独立。
田中康夫氏との「OHエルくらぶ」、三宅裕司氏との「EXテレビ」などで司会をつとめる。
光文社のJJに「お嫁に行くまでの女磨き」、VERYに「40歳からの子育て」を長年にわたって連載し、熱烈な支持を受ける。
現在もワイドショーのコメンテーターやシンポジウムのコーディネーター、トークショー、講演、執筆などで活躍中。
化粧品「フォークイーンズ」の開発や美容医療情報のフリーマガジン「MITAME」の編集長もつとめる。
講談社「グラマラス」では「LOVE握力」というタイトルのブログエッセイを連載中。
近著に「オバサンになりたくない!」「美女のナイショの毛の話」(ともに幻冬舎文庫)がある。

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Written by 南美希子
Photo by Jon_Huang

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