戦国時代を舞台にしたNHK大河ドラマ『江』が人気ですね。
しかし、歴史ファンからするといまいち納得いかない点が多々ある様子。
実は『江』は、テレビでは放送できないような、とんでもないドロドロ愛憎劇だったというのです。

 

ドラマは好評だけど歴史ファンは納得できず

 

大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜(NHK)』もいよいよ佳境に入ってきましたね。

織田信長軍が攻め込む戦の中で生まれた娘・江(上野樹里)と、2代将軍秀忠(向井理)との夫婦の絆が描かれた大河ドラマです。過酷な運命にも負けず自分の生き方を通す姿が女性を中心に支持され、視聴率もなかなかといったところ。

ですが、歴史に詳しい人からはかなり疑問の声が上がっているようです。

本来、戦国時代は激動の時代で、人々の思惑や私利私欲が交差し、かなり“ドロドロ愛憎劇”なのですが、それを無理やりキレイに描いているので「物足りない! もっとドロドロなのに!」と不満に感じるそう。

NHKが放送できなかった、その“ドロドロ愛憎劇”の裏側をちょっとご紹介しましょう。

 

ドロドロ1:三姉妹の長女は近親相姦の子?

 

日本史上最も有名な三姉妹(浅井三姉妹)の末っ子がドラマの主人公・江。

織田信長の妹で、絶世の美女・市が三姉妹の母親です。父親は信長に討たれました。市は、実の兄に愛する夫を殺されてしまったのです。

長女・茶々は、母である市に一番似て相当の美女ということになっていますが、実際の肖像画を見るとそれほどでもないようです。

豊臣秀吉は茶々に必要以上に執着しますが、美女でもないのになぜ? その裏には、茶々は信長の娘であるという可能性があるのです!
秀吉は、自分の憧れである信長の娘だったからこそ、どうしても茶々を手に入れたいと考えたのですね。

茶々の母である市は、信長の実の妹……ということはコレって近親相姦では!? 
実際、信長と市はかなり仲がよく、市が浅井家に嫁いでからも兄妹の絆は切れることがなかったそう。

当時の時代背景からして女は嫁ぎ先の利益を最優先するものであったはず。でも市は、常に実家の信長を優先している。
やはり市と信長の間にはただならぬ絆があったと考えるほうが自然かもしれません。

 

ドロドロ2:織田信長のホモ三角関係

 

信長はかなり荒々しい性格の武将だったことは有名ですが、性欲も野獣並みだったようです。多くの側室(人数は不明)がいた上に、寵童と呼ばれる美少年を囲っていたことでも有名です。

「森蘭丸」の名前は聞いたことがある人も多いでしょう。信長が蘭丸に手を出していたという証拠はありませんが、当時「衆道」と呼ばれる「男同士の性愛関係」は普通でしたので、信長と蘭丸に何もないとするほうが不自然だったと考えられています。

また、蘭丸=女性のような風貌の美少年、というのは現代の漫画によるイメージ。
蘭丸の容姿について歴史的記録は残されておらず、森家は代々ムキムキの大男が多かったそうで、そこから推測すると「蘭丸がオトコ役で、信長がオンナ役」という新説も。

信長は、前田利家とも性的関係にありました。
前田利家は若き頃かなりの美男子で、信長と「衆道」関係にあったという記録が「亜相公御夜話」という文献に残されています。(利家もまた大柄のムキムキ男)

昼ドラでも、近親相姦にホモ三角関係まで登場するドロドロ愛憎劇はなかなかないですよね(汗)。

 

ドロドロ3:サルジジィと美女が恋仲なんてありえない

 

さて、当時の武将はほとんどが「両刀」だったそうで、ホモに興味のなかったのは豊臣秀吉くらいのものだそう。

そのかわり秀吉の女好きは有名で、正式な側室以外にも手を出した女性の数は100人を越えるといわれています。妾2000人説というのもあるほど!

その秀吉が茶々に執着したのは、憧れの信長の血を引く娘だったからではないかと推測されています。
茶々はかなりプライドの高い女性で、親のカタキであり容貌の醜い60歳のサルジジィと、ドラマのストーリー通りに恋仲になっていくとは考えにくいもの。
秀吉が権力で押さえつけて茶々を手に入れたと考えるほうが自然でしょう。

 

ドロドロ4:種無し夫との間に子どもができた?

 

さらに、これほど無類の女好き秀吉であるのに、子どもが茶々にしか出来なかったというのはなんとも不自然。そこからも秀吉は「種無し」だったという説が有力なのです。

茶々は他人の子供を産むことで、権力で自分を手に入れた秀吉への復讐を果たしたのではないか、と噂になっていたそうです。茶々の古くからの家臣である大野治長との関係がその頃から疑われていたようですし。

プライドが高い美女の君主と、長く君主に仕えてきた家臣が浮気関係に……ぜひドラマでも描いて欲しかったストーリーですね。

 

ドロドロ5:戦をもたきつける茶々の悪女っぷり

 

ドラマでは茶々への純愛を貫いて戦まで企てた石田三成ですが、そこまで忠誠をささげられるもの? とやりすぎ感が否めませんでした。

実際はどうやら、茶々のほうが三成をあおって戦をしかけ、負けたとなってから「三成が勝手にやったこと」と無関係を貫いた、ということのようです。
茶々はけっこう悪女気質だったのかもしれませんね。

 

ドロドロ6:徳川家の長男は実の子じゃなかった?

 

さてドラマの主人公である三女・江についての裏話も。

おとなしい性格の秀忠との夫婦関係は良好だったようですが、前夫・羽柴秀勝との間に生まれた完姫から始まって、連続5人も女児ばかり出産しています。
当時天下統一を狙っていた徳川家康が、跡継ぎの出来ない秀忠夫婦をのんきにほうっておいたと考えるほうが不自然。

やっと誕生した夫婦の子、長男・竹千代(家光)が、実は家康と妾の子であるという説が有力視されるのにはこうした背景があります。
しびれを切らした家康が、自ら子どもをこさえて、息子夫婦の長男にしてしまったのですね。

そうでないと、争いごとの嫌いな江がわざわざ世継ぎ争いに首を突っ込み、長男・竹千代ではなく、次男・国松を押すのは不自然ではないでしょうか?
両方とも実子なら、そこまで争う必要がないからです。

 

戦国時代のお姉さまがたはお強かった!

 

この時代には、ドラマでは描かれなかった、というか描けなかった、かなりドロドロとした人間相関図があったようです。

この時代のことは、証拠となる文献が少なく、ほとんどが後付けで考えられたこと。
でも、女性の意思がないがしろにされ、歴史に振り回されながら生きていたと考えるよりも、歴史の裏でほくそ笑みながら男たちを操っていたと考えるほうが、同じ女性として共感できる気がするのですが、いかがでしょう?

戦国時代であろうと、現代の文明社会であろうと、女がしたたかなのは世の常のようです。

 

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Written by 杉本レン
Photo by ka_tate

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