婚活市場では自分たちが思っている以上にニーズが高くモテるアラサー女子。しかし、アラサーである自分がモテるかどうかは、年齢によって決まるわけではありません。年齢とともに身に付く「大人な恋愛力」によって判断されることが多いものです。子供な恋愛と大人な恋愛とでは、何がどのように違うのでしょうか?
自分よりも相手に与えるための恋愛
子供の恋愛とは、自分が中心となる恋愛。自分で持っている恋愛に対する理想像が存在し、相手にこうして欲しいとか、相手と一緒に何をしたいとか、自分で恋愛のシミュレーションをすることが多いものです。
シミュレーション通りに恋愛が進むこともあるかもしれませんが、実際には自分が意図しない行動を相手がしたり、自分が相手にしてほしいと思っていることを相手がしてくれなかったりすることもあるでしょう。例えば、「彼がなかなか会ってくれない」「なぜかいつも割り勘」など、恋愛中に相手に対してそうしたジレンマや不満を持ってしまうことは、子供の恋愛の特徴です。
大人の恋愛は、自分のための恋愛ではなく、自分よりも相手に与えるための恋愛と考えましょう。自分よりも相手の都合を考え、相手のために何かをしたいと思うのが、大人の恋愛です。ギブ・アンド・テイクではなくギブ・アンド・ギブなのです。相手に何かをしてもらった自分が喜ぼうとするのではなく、相手を喜ばすために自分には何ができるかを考えられるようになれば、大人の恋愛ができるアラサー女子になれるのではないでしょうか。
恋愛テクニックをどのように活用するかも、子供の恋愛と大人の恋愛の差が見えてしまうポイント。巷には、「ボディタッチをすれば相手の好感がアップする」「メールに即レスするのはNG」「好きという感情を前面に出しすぎない」というような恋愛テクニックが蔓延しています。
こうしたテクニックは傾向と対策に基づいてまとめられていたり、心理学的に証明されていたりするものなど、信頼できるものも少なくありません。しかし、テクニックにとらわれすぎて相手に不快感を与えたり、恋愛チャンスを逃したりしてしまうリスクもあることは理解しておきましょう。
こうした恋愛テクニックを自分の中で消化し、相手のタイプや性格、その場の雰囲気などによって多くの引き出しの中からピッタリのテクニックをニーズに応じて出してくるのが、アラサー女性が実践したい大人の恋愛テクニックなのではないでしょうか。恋愛の形は人それぞれ。習得したテクニックをその人に合わせてカスタマイズする恋愛力もあったほうが良いでしょう。
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Written by 渡瀬ちほ
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