恋愛における年齢の壁は果たして存在するのだろうか?

当然のことながら、愛の力は簡単に年齢差の壁など超えてしまうものである。
好きになった相手がたまたまうんと年上だった、あるいは、かなり年下だったということで、基本的に年齢が障壁になる可能性は低いといっていい。

中には年上の男性としか付き合わないという女性もいて、年上好みの女性は10歳以上も年上の男性を求めるものである。

 

甘えん坊な年下男性ほど年下女子を求める?

 

確かに年上の男性には、同年齢や年下の男性にはない魅力をたたえた人が多い。
経済力や地位、あるいは人生経験の豊富さなど、男性の大きな羽に包まれているという実感を与えてくれるのは圧倒的にかなり年が上の男性の方だろう。

年上志向の女性は上昇志向の強い野心家が多い。
だから年上男性の言いなりになったり、常に相手に主導権を握られたりというケースは少ないものだ。
上手に相手を手の上で転がすのは、むしろうんと年下の女性の方である。

多少の年の差であったら、むしろ何歳か男性の方が年上の方が恋愛はうまくいくものである。
なぜならば、基本的に男性とは女性をエスコートする存在だから、多少なりとも経験や財力があった方が難なく女性をエスコートできるものである。
もちろんこれは一般論で、個人差は存在する。

それでは、万が一芸能界を騒がせるような、20歳以上も年上の男性と付き合う時、その恋愛を長続きさせるコツとはなんだろうか?

相手が何歳であっても、男性が女性に求めるものは不変である。
特に外でいきがっている男性ほど、愛する女性の前では甘えてみたいものである。
甘えると言っても、子猫が甘えるような甘え方ではない。
また、個々に色々な甘え方はあるだろう。

しかし、男性は恋人や妻の前では、不条理なワガママを言ってみたいものなのである。
そう、どんなワガママを言っても、それをふんわり受け止めてくれる女性こそが超年上男性の求める理想のタイプなのである。

相手がうんと年下の場合より、むしろうんと年上の方が、より強く甘えさせてくれる相手を求めるように思う。

 

心得るべきは年齢差よりも老化の壁

 

そして、もう一つの心得。
世代間のギャップは、好きになったその時点で乗り越えられているはずだ。

問題は、相手がさらに年を重ね、いずれ年齢による衰えが訪れても、変わらずカレを愛し続けられるかということである。
老化は残酷なもので、誰にもまんべんなくやってくる。
風貌の変化、体力の低下、気力の低下、男性機能の衰え etc……。
そんな壁を一緒に手に手を取って乗り越えて行けるかどうか、まず自問すべきである。

この自信がなければ、年齢の壁が思わぬ悲劇をもたらすことも忘れてはならないと思う。

 

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南美希子プロフィール

 


南 美希子
司会者、エッセイスト。
東京生まれ。
元祖女子アナ。
聖心女子大学3年生のときアナウンサー試験に合格。
テレビ朝日のアナウンサーを経て独立。
田中康夫氏との「OHエルくらぶ」、三宅裕司氏との「EXテレビ」などで司会をつとめる。
光文社のJJに「お嫁に行くまでの女磨き」、VERYに「40歳からの子育て」を長年にわたって連載し、熱烈な支持を受ける。
現在もワイドショーのコメンテーターやシンポジウムのコーディネーター、トークショー、講演、執筆などで活躍中。
化粧品「フォークイーンズ」の開発や美容医療情報のフリーマガジン「MITAME」の編集長もつとめる。
講談社「グラマラス」では「LOVE握力」というタイトルのブログエッセイを連載中。
近著に「オバサンになりたくない!」「美女のナイショの毛の話」(ともに幻冬舎文庫)がある。

恋愛・美容エッセイスト|南美希子オフィシャルフェイスブックページ
Written by 南美希子
Photo by Mike Monaghan

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