現在の世界の宗教動向において、世界人口の30%以上を占めるのがキリスト教徒といわれています。その数は22億人。
それに次ぐのがイスラム教徒の16億人。世界人口の23%といわれています。
一方で、日本は人口の半数以上に当たる7200万人が無宗教といわれています。
しかし逆をいえば、日本の人口の半分近くの人は何らかの宗教を信仰しているということ。
ワールドワイドな婚活をめざす女性たちにとっても、宗教の問題は切っても切り離せません。
各宗教において恋愛事情はどうなっているのか、気になりませんか?
代表的なものを調べてみました。
各宗教で恋愛事情はどのように違うのか?
●その1:ダーリンはクリスチャン
基本的に婚前交渉は禁止(ただし、信仰の度合いやとらえ方の違いにもよるようです)。
熱心な信者は、水曜日の夜と日曜日の朝に礼拝に行きます。
日曜礼拝を考えると、土日で連休をとって旅行に行くことなどはむずかしいと考えられます。
さらに、信仰深いクリスチャンの場合「結婚するまではセックスはしないでおこう」と言われる可能性も……。
その場合、結婚してから性生活の不一致に気づいても後の祭りです。
●その2:ダーリンは仏教徒
仏教徒が守るべき戒めとして、5戒文というものがあります。
1.むやみに生き物を殺さない
2.他人の物や心・与えられていない物・心を取らない
3.不倫をしない
4.うそをつかない
5.酒を飲まない。
最近は戒律も緩くなっているようで、5戒文を守っている仏教徒の方が少ないかもしれません。
宗派にもよりますが、恋愛に関しても厳しい規律というものはないようです。
“僧職男子”などと呼ばれるお坊さんとの恋愛ももちろん可能!
ただし、当たり前ですがクリスマスはありません。初詣にも行きません。
●その3:ダーリンはイスラム教徒
1年に1度、ビジュラ暦の第9月の1カ月間、日の出から日没まで断食するラマダンという、
イスラム教徒としての義務があります。
この間は食べることはもちろん、飲み物を飲むことも禁じられています。
宗派によっては、ラマダンの期間の恋愛がNGの場合も……。
肌に触れることも禁じられているため、会えなくなる可能性が高いです。
ただし、トルコなどの比較的信仰の緩い国では、お酒を飲む人も、ラマダン中に恋愛や
セックスをする人もいるようです。
●その4:ダーリンはヒンズー教徒
おもにインド人。
ヒンズー教は牛肉が厳禁。
また、同じカースト(身分)同士の結婚が基本です。
ヒンズー教徒の彼氏との焼肉デートは難しいといえます。
そして、イスラム教同様に、一夫多妻が認められているケースがあり、妻子ある男性が女性と
恋愛することを公然としているふしも……。
独身と信じていたのに、結婚してみたら第3婦人なんていう可能性もあるかも?
恋愛における宗教の壁は高い!
人口の半数が無宗教といわれる日本。
クリスマスもハロウィンも、チャッカリ取り入れちゃっている私たち日本人は、宗教に対してあまりに無頓着です。
好きになった人が何らかの宗教を信仰している可能性は十分に考えられること。
いざ真剣な付き合いを始めようと思ったときに気づいても、対処できない場合もあります。
その結果、泣く泣く別れるケースも……。
付き合う前に確かめたり、宗教について勉強しておいたりすることも、ひとつの手段です。
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Written by カタタク
Photo by RL Johnson