恋愛・結婚において「なぜできないのか」を分析するにあたり、『〜症候群』という言葉を使ったことはありませんか。
今回はメジャーどころから、著者が発掘した新種の症候群まで、チェック項目と共にご紹介します。
恋愛・結婚の妨げとなる5つの「××症候群」
あなたの恋愛を妨げる5つの「××症候群」をおとぎ話の主人公になぞらえてご紹介します。
きっとどれか1つに当てはまるはず!
チェックしてみてくださいね。
●その1:不思議の国のアリス症候群
・彼氏だと思っていた相手に「彼女じゃない」と言われた
・数時間彼との連絡が途絶えると、「捨てられた」と思ってしまう
・友人に彼氏を会わせると、奪い取られる気がしてくる
・デートの記憶や思い出が、相手とよく食い違ったりする
・いい感じになっても、なぜかもう一歩のところで恋に発展しない
○解説
医学用語では「知覚された外界のものや自分の体の大きさが実際とは異なって感じられる症状」として使われる「アリス症候群」。
恋愛においては被害妄想、過剰評価、勘違いなどを引き起こし、本人の中では現実とは異なるストーリーが展開される。
そうなると聞く耳を持たず、自分の中で都合のいいストーリーを作り上げてしまう。
○幸せの鍵
素直で影響を受けやすいのがあなたの魅力。
しかし、目に映るものはすべてあなたサイドからの景色です。
視点を変え、時間をかけてじっくり物事を見極め、全体が把握できるまで待ちましょう。
●その2:ピーターパン症候群
・自分よりも年下といるほうが自分らしくいられる
・孫の顔を見せる以外の親孝行の方法だってあると思う
・「結婚」というワードが出始めると、恋がギクシャクしだす
・「もう〜歳なんだから」と言われるのが何よりイヤ
・年齢に振り回されている人を見ると哀れに思う
○解説
「ピーターパン症候群」とは、心理学者ダン・カイリーによって提唱された精神疾患の概念。
もとの由来は「成長することを拒む男性」。
それを恋愛に置き換えると、「恋愛は楽しめるのに、世間や社会の常識に当てはめられそうになると息がつまる人々のこと」と著者は定義。
○幸せの鍵
世間のマニュアル通りに振舞ってもあなたの心は満たされません。
人を色眼鏡で見ないのがあなたの最大の武器。
そのよさをわかってくれる、同じネバーランドの住人を見つけましょう。
●その3:シンデレラ症候群
・気になる異性が誰を好きなのか、最初に知りたい
・自分から告白するなんてありえないし、する意味がわからない
・男たるもの、好きなら「かっさらう」くらいの気合いがほしい
・「どこに行きたい?」「何を食べたい?」と聞かれるのは苦手
・片想いって立派な恋愛だと思うし、この気持ちを大切にしたい
○解説
シンデレラのように、いつか素敵な王子様が自分を迎えに来てくれると信じている女子が陥りやすい症状です。
恋に対して他力本願でもあり、それでも「誰か現れる」と信じるあたりがある意味楽天的。
奥ゆかしいどころか、男子には「お高くとまっている」と思われることも。
○幸せの鍵
草食系男子が増殖する今、婚活市場ではかなり形勢不利。
『相手を信じる一途さ』があなたの武器です。
肝心なときは「好き」と言える芯の強さを持てば、もっと恋のチャンスが増えます。
●その4:白雪姫症候群
・「あたしなんて」が口癖
・鏡なんて見たくもない
・目立たない服装や髪型をしていないと落ち着かない
・あまり誉められると「裏があるんじゃないか」と疑ってしまう
・男性からのアプローチに「なんで?」「どこが?」と戸惑い、素直に喜べない
○解説
白雪姫のように継母や姉たちに虐げられた日々を過ごし、自分に自信を持てないできた女子が陥りやすい。
母親、家族、友人などに「ブサイクだ」「バカだ」と洗脳されてきた傷は根深く、恋愛にも臆病。
いまの環境から脱出しないと抜け出せない場合もあります。
○幸せの鍵
ため息をつくのと同じように、あなたの吐くマイナスな言葉が幸せを逃しています。
陰気な女には誰も寄り付かなくなってしまいますよ。あなたの持つ野草のような素朴でかわいらしい魅力を大切にしてください。
●その5:赤ずきん症候群
・女友達よりも、男友達のほうが多い
・断るのが苦手で、頼まれると「いいよ」と言ってしまう
・誘惑に弱く、気づけば人を裏切っていることもある
・実は重い恋話が苦手で、適当に聞き流している
・正直モテるし、モテすぎるから焦らないでここまで来た
○解説
諸説が多い『赤ずきん』。
狼=男、赤ずきん=女子の象徴とすると、著者は「ニコニコして人当たりがいいけれど、男にはNOと言えない女のこと」を『赤ずきん女子』と定義します。
しかし『赤ずきん』が長年親しまれているように、この症候群からの脱出は難しいかも。
だって、自分ではその環境に満足してしまっているんですから……。
○幸せの鍵
男にとってどこにでもいる「いい子」から、「たったひとりの女」への転身が鍵。
そのためには、ちやほやされて満足する恋愛観からの脱却、つまり「都合のいい女」からの卒業が大切なのです。
脱却を図るも個性として認めるも自由
もしあなたが自分の恋愛パターンを改善したいと感じているのなら、これらの症候群からの脱却を図ってみる価値は大いにあります。
しかし「簡単に抜け出せるなら陥っていない」のも本音。
筆者は、これらの症候群をひとつの個性として自らが受け入れ、少しずつ軌道修正していくのが現実的だと思っています。
じっくりと自分と向き合い、幸せをつかんでくださいね。
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Written by かぎあな