スカートめくりや幼稚な悪口……。あなたも一度は経験があるのではないだろうか? 自分に好意を持っているであろう男性からいじめられたことが。小学生のような子どもっぽい行動だが、大人になってもこの症状を抱えている男性はたくさんいる。
いったいなぜ、男性は好きな女性に対しいじわるをしてしまうのか。その心理を、臨床心理士・石川裕理先生に解説していただいた。

 

好きな女子をいじめるのは反動形成

 

男性が好きな女性をいじめるのは、心理学でいう“反動形成”という心の動きが関係している。
反動形成とは、意識している感情が自我にとって受け入れ難い場合、それとは反対の言動をとることで、その感情を無意識に押し込めようとする心の動きである。

たとえば、ある中年男性社員が、部下のアイドル的女子社員に恋をしたとしよう。しかし、悲しいことじに彼は自分という人間の価値を知っている。メタボでブサイクで人望もない彼が、うら若き乙女の心を射止めるはずはなく、叶わぬ恋であることを重々承知なのだ。すると彼の心には、反動形成という名の悪魔が降りてくる。セクハラ発言やネチネチ嫌味攻撃など、あえて嫌われるようなアクションを起こすことで「もともと好きじゃなかった」と思い込み、本心から目を逸らそうとするのだ。

つまり、男性が好きな女性をいじめるのは「振られて傷つけられる前に、こちらから傷つけてやろう」という、極めて幼稚な作戦なのである。

このような男性の反動形成は、やっかいなことに女性が嫌がれば嫌がるほど、ますますエスカレートしていく。男性側からすれば、嫌がられることも好きな女性と関わりを持てたことになるからだ。

職場や仕事上の付き合いのなかでこのような男性からターゲットにされ、対応に困っている女性も多いのではないだろうか。

 

好意のいじめにはこんな対策を

 

では、大人の女性としてはどのように対応すべきだろうか。『石川裕理 心理相談室』の臨床心理士・石川裕理先生にうかがってみた。
「何をされてもとにかく反応しないこと。無反応を貫くこと、が正解です。笑顔も見せず、どうしても必要な業務連絡などは、無表情で機械的に」

ターゲットの女性から無反応の対応をされると、男性はどう感じているのだろうか?
「最初のうちは『オレを無視するのか!?』とさらに嫌がらせが増すかもしれませんが、そこは我慢してください。長くは続きません。ひとは、“絶対に関わりが持てない相手”だとわかれば、関わろうとする努力(この場合は嫌がらせ)を続けることが出来ないからです」とのこと。

また、「嫌がらせをやめてほしいために、優しく接するなどは、勘違いさせてしまうだけなのでやめましょう」というアドバイスもいただいた。

 

社交術としての心理学

 

相手の心理状態を知ることで、トラブルを避けつつ人間関係をコントロールすることが可能になる。大人の女の社交術としてぜひ取り入れてもらいたい。

◆付き合ってもすぐに別れてしまう人必見!
傾向と対策に問題アリ!?恋愛が長続きしない女とは(取材)
『石川裕理 心理相談室』臨床心理士・石川裕理先生
http://www.ishikawa-ss.net/
パーソナリティ障害の治療を中心とする精神科クリニックに10年以上勤務。その後、面接・電話・スカイプ・出張などで心理カウンセリングをする『石川裕理 心理相談室』を開設。得意分野は、夫婦・男女関係、職場での人間関係などの改善。
「自分ではもうどうにもできない」と感じているひとに対し、「問題のリフレーム」(問題の枠組みを外すこと)で、まったく別の解釈で問題解消を図るカウンセリング技法で、高い評価を得ている。

Written by マツタヒロノリ
Photo by Rubén Chase

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